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森と林業と動物の本

2026/04/14

花より絶壁

奈良線東端の曽爾村に行ってきた。

そこは奈良では、というか関西では珍しい火山地形が広がっているのだが、なかでも屏風岩は、数千万年前の巨大噴火の外輪山ではないかと言われる大絶壁が連なる。

実は、数年前に訪れて絶壁の真下まで行ったことがあった。しっかり岩を観察しようと思ったら、ふもとに桜木を植えすぎて、肝心の絶壁が見えないではないか。

その悔し紛れを投稿をしたことがある。絶壁を見せろ!桜を切れ!と吠えたのである。訪れたのは6月だったので、ちょうど葉桜満開だったのだ。

で、 今回は「今が見頃ですよ(もちろん、桜が)」と教わったので、前回は桜に当たりすぎた、今回は桜を見よう、と思ってふもとまで上がっていった。有料期間中だったので駐車料金を取られたが、なるほど桜は咲き誇っている。

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桜は種類によって満開もあれば葉桜もあったが、それがさまざまな色のグラディーションをつけている。そして絶壁もよく見えるではないか。

桜も悪くはない(笑)。桜だけではなく、絶壁の光景としっくりしている。

2026/04/13

CLT普及ロードマップver.4の悪文

CLTの普及に向けた第4次ロードマップ」なるものがあることを知った。これ、内閣官房が作っているのだね。林野庁と国土交通省の両方が関わっているからだろうか。

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ようするに、鳴り物入りで莫大な補助金も注ぎ込んで作ったはずのCLTが全然普及しないから……だと私は思ったのだが、そうじゃないらしい。過去(1次~3次)の説明によると。

まず最初のロードマップは、平成26年(2014年)。「CLTを一般的な建築材料として位置づけることを第一の目標としていました」。そしてこれは「おおむねロードマップのとおりの成果を得て、平成28年度末(平成29年3月)に終期を迎えました」。

第2次のロードマップは、平成29年(2017年)に策定。「CLTの需要の一層の拡大を目指すことを第一の目標としていました」。こちらも「おおむねロードマップのとおりの成果を得て、令和2年度末(令和3年3月)に終期を迎えました」。

そして令和3年(2021年)に策定(令和4年に改定)した第3次ロードマップは、「CLTの更なる利用拡大を目指すことを目標としていました」。これは「おおむねロードマップのとおりの成果を得て、令和7年度末(令和8年3月)に終期を迎えました」。

なんと!全部成果を上げていたのだ (@_@)。

そして今年以降は、「林業・木材産業の活性化による地方創生の推進や脱炭素社会への貢献に向けて、一層の普及を目指すことを目標」としているのだそう。今年8月31日のCLT活用促進に関する関係省庁連絡会議(第17回)で決定するらしい。こちらに本体(PDF/539KB)がある。

全然わからない(笑)。

今のCLTの状況を「成果を得た」というのも鉄面皮だが、結局何をしたのか伝わってこない。

私は、CLTに反対しているわけではない。こんな建材もあっていいね、ぐらいである。これの普及が林業を救うとか、ほかのどの建材よりも優れている、とは全然思わないけど。それを国が異常に出しゃばって普及させようとしていることに違和感があるのだ。あげくに普及のロードマップだと。

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実際、その別紙詳細を読んでも理解できない。これ、日本語か? 外国人が執筆して、AIで翻訳したの?

とくに???となったのが、2番目の【CLT等の木材利用の効果の発信】の項目。

ペロブスカイト太陽電池等による創エネ性能や断熱性の高い建材及びエネルギー効率の高い設備等の導入による省エネ性能等にも留意しつつ、以下の取組等を通じ、「建築物等への木材利用によるカーボンニュートラルへの貢献等についての理解が定着する」ことを目指す。

唐突にペロブスカイト太陽電池が出てくるのだが、それが文章の中で何処に掛かっている言葉なのか。だいたい何を留意するの?CLTを使うと、ペロブスカイト太陽電池は使えないの? それともCLTに張り付けて使えというの? まず読める日本語にしていただきたい。

ちなみに日本でペロブスカイト太陽電池が実用化して販売が始まるというニュースを日本スゴイ的な扱いしていたけど、これ、世界的に見たら全然遅いのだよ。世界で最初の実用化はポーランドだし、中国では100社以上がペロブスカイト太陽電池を開発している。理論は日本が発明したのに、この体たらく。

まず文章力から見直してほしい。読める日本語が書けないのは、内容を理解していないからだろう。このロードマップだと遭難する。

 

2026/04/12

イノシシの糞に含まれていたもの

今年のタケノコはいかがなものか、と山を見回りに行く。昨年は不作だったが……。

やはりまだ出ていなかった。生駒山はちょっと遅いのだ。それとも今年も不作か。

そして発見したのは、こちら。

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イノシシの糞だろう。またイノシシが徘徊しているということは、タケノコを狙っているのか。いつも競争になる。多少食べるのみ諦めているが、少しは残しておいてくれ(涙目)。

が、この糞に目立つのは、柿の種ではないか。オカキではなく本物の下記の種子。大量に入っている。どうやら餌として柿の実を大量に食べたらしい。しかし、糞はそんなに古くないから冬の間にどこで柿を食べたのか。

そう言えば我が家も、昨秋、柿が豊作で、食べきれなかった。最後はまとめて埋めてしまったし、食べた場合も種子を含む残飯としてコンポストに放り込んでいた。すると、芽が出るのだ。

庭のアチコチで柿の新芽が伸びてきた(^o^)。

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庭中に柿の木が育っても困るが……とりあえず柿の若葉は食べられるので、山菜代わりにしよう\(^o^)/。

 

2026/04/11

水面の桜の花びら

我が家の池に桜の花びらがたくさん浮いている。

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風情がある、と言いたいところだが、そこで疑問。どこに桜の木があるのだ?

我が家にも、その隣接した家々にもないはずだ。見かけていない。玄関側の道を挟んだ家にはあるが、家屋を挟んでいる。ほかに町内の遠くの家や、山肌にも山桜は咲いている。ちょうど散り時ではあるが……。

やはり風に吹かれて舞い上がり、我が家の池に着水したのだろう。距離は、もっとも近くでも50メートルぐらいは離れているし、直に飛ぶには障害物が多くあるから、舞い上がってあちらこちらに寄り道しつつ、風のリズムに合わせて落下したのだろう。思えば花びらは遠くまで飛べるもんだ。

今回は花びらであるが、種子もこのように風に乗るのだろう。意外と植物の伝播力というのは強いのだ。

それにしても……池の写真を撮ると水面に岸辺の植物がしっかり映る。この樹木、何かわかるだろうか?

 

イヌマキである。葉も、よく池に落ちる。こちらは、せっせとすくい取っている。

2026/04/10

表札の木目

物置で捜し物をしていると、目に入ったのが木片。

それをよく見ると……。

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表札だった。父の名が書かれていたのだろうが、ほとんど消えている。かなり古い、私が小学生の頃に見た記憶がある。当時の家に掲げていたものだ。現在の家に引っ越してからは、木ではなく石の表札になっている。

しかし、この表札……ヒノキ材だと思うが、非常に目の細かさに驚いた。年輪を読めるだろうか。

よりわかりやすい裏側を表示しておこう。

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年輪間隔は1ミリとない。幅は8センチくらいだから、ざっと80~100本の年輪が入っているはすだ。当然、柾目であるからこの原木はどれほ どの大きさで樹齢何年ぐらいだったのだろう。

この表札を作ったのは、父が過去の家を購入したときだと仮定すれば、70年以上前ではなかろうか。当時は表札といえば、かなりこだわりがあって最高級の木を使ったとも聞いた覚えがある。

そういや、すでに林業が傾いてきた頃、1970年代ぐらいの時、ある山主が自分の山にあるもっとも太い自慢のヒノキを伐りだすことになって、その木を最も高く売れる用途を探してくれ、とある地元の林業担当職員?に調べてもらった話をどこかで読んだ。神社か寺院の柱用か。それとも内装材か。

結果、表札だということになった。太いヒノキから表札材を生産すれば、もっとも高く売れる。

が、この話にはオチがあって、山主は断ったのである。「あの立派な太い木を、小さくバラバラにされるのはイヤだ」と言ったそうである。
売値より、大径木の木は大きな用途に使ってほしい、という山主ならではの思い入れがあったのだ。

今なら、そんな選択をする山主はいるだろうか。思い入れより高く売れることを優先するような気がする。もっとも、今や表札の価値も下がって、とても高くは売れないだろうな。

2026/04/09

地域おこし協力隊の任期

農山村を訪れると、出会う確率の増えた地域おこし協力隊。総務省管轄で、3年間は給与を与えるから、その間に派遣された地域でその自治体の手伝いをしつつ、自活する準備をしてもらう制度だ。今や田舎移住、あるいは林業職に就くためのファーストステップとなっている気がする。

どんどん応募者が増える中で、なかには受け入れ自治体、あるいは応募人員の間で齟齬が生じる残念なケースもあるが、総じて過疎自治体の地域おこしには寄与していると認めらているだろう。

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任期は1~3年間だが、総務省は今年度から最長5年間まで延ばすことを可能とする改正が行われている。延長期間の上限は2年間だが、地場産業と言っても、対象とする分野は各自治体が判断するというから、まあ担当者の胸先三寸か。

もっとも条件はあって、地場産業に携わる隊員が対象だ。そして活動終了後に同じ分野で起業や事業承継すること。

隊員が地場産業(農業、林業、水産業……)に従事する場合、技術の習得や農地取得に時間がかかるため、3年間では間に合わないケースがあった。だから5年まで可能にしたわけだ。

ところがもう一つの条件に、起業する場合は新たに1人以上雇うこと、事業承継でも雇用人数の維持を求めるという条件も付けている。雇用は、その人材探しおよび人件費等の経費を考えると、ハードルが高くなる。

私自身は、協力隊員を地域に根付かせようという思い入れが厳しいように思う。いっそ、3年間、もしくは5年間だけに絞った専門家という発想でもよいのではないか。

例えば3年間を給与付きで地域の研究をしてもらうとか、アートに邁進して作品づくりをしてもらう、なんて隊員募集もあっていいんじゃないかなあ。

地域おこしネタになる歴史とか動植物・鉱物資源調査なんてのも考えられる。希少動物を発見・調査したら、その地域を全国的に有名にできるかもしれない。村の風景をたくさんの絵に描いて、あるいは写真に撮って発表すれば、地域の認知度を上げることもできる。

その在任期間を総務省が経歴として保証すると、隊員も、卒業後の進路が選びやすくなるかもしれない。

ポスドクとか、芸術家の卵はたくさんいるから、希望する人もいると思うけどね。

 

2026/04/08

我が家にスズメバチの巣が…

大雨の日に、尋常ならざる雨音が我が家に響いた。どどど、と屋根を打ちつけるのである。

いくらなんでも…とチェックしに庭に出て、音の正体を確かめる。どうやら2階の樋に溜まった屋根に降った雨水が、樋からあふれて1階の庇を直撃しているらしい、と気づいた。樋が歪んだのかもしれない……しかし、大雨の中である、それ以上何もせず退散した。

そして、晴れた日に改めて確認する。すると、樋が錆び付いたのか、穴が開いているようだ。あふれたのではなく、樋そのものに穴が開いたのだ。これは修理が大変だ……業者を呼ばれないといけないだろうか。しかし、通常の雨では問題にならない程度で、大雨のときだけだ。

どうしようかな、と2階を見上げていると、とんでもないものを発見。

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スズメバチの巣だ! まさか我が家にスズメバチが棲んでいたとは。直径30センチくらいはあるか。
私の記憶では、我が家の周辺でスズメバチを見た記憶はないのだが。いつ作ったのか。

ただ、よく観察してみたら、ハチの出入りはなさそうだ。無人……じゃなく、無蜂らしい。せっかくの巣も居心地が悪くて転居したのか。

ただ、また別のハチが住みついても困るし、落としてしまいたい。そこで窓から乗りだし、ナイフ付きの棒で巣をたたき壊す。もし、中にスズメバチがいたらどうする?と思ったが、幸い何も出てこない。
そして接合部を切り落とす。

ところが落下した巣は、我が家の敷地を飛び越えて隣家に……。隣家の玄関先に落ちて割れて跳ね飛んだ。

まずいなあ、と思って謝りに行こうとしたのだが、留守である。夕方、もう一度覗いたが、まだ留守。もともと隣家は一人暮らしで、なかなか顔を合わすことがない。

というわけで、まだ挨拶しておりません(> <;)。まあ、隣にも被害はないはずだが、蜂の巣が転がっていたのではねえ。なんとか機会を見つけよう。

それにしても、樋の修理も考えないといけないし、内部も各所に問題ありだ。我が家も築50年近いから、ガタが来ているなあ。リフォームを考えねばならないが、金銭的なこと以上に、どうやってよい業者を見つけるか悩む。

2026/04/07

『クレーン船解体新書』のまえがき

本日より発売開始。『探る!海の職人技 クレーン船解体新書』である。

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目次を公開しておく。

1. 写真で見る海の職人技!
01 東日本大震災復興工事―宮城の復興のシンボル「気仙沼大島大橋架橋」
02 台風で破損した関西国際空港連絡橋の架け替え工事
03 明石海峡大橋ができるまで
04 クレーン船が大活躍―日本各地の大橋架橋
クレーン船トリビア01 クレーンとクレーン船の誕生はギリシャから?

2. ルポ 探る!クレーン船の現場
クレーン船トリビア02 オランダを驚かせた江戸のサルベージ

3. 探る! クレーン船の仕組み
01 クレーン船って何をするの?
02 なんで重い物を吊り上げられるの?―滑車の仕組み
03 クレーン船のワイヤーは何本あるの?―ワイヤーの仕組み
04 船が転覆しないのは水のおかげ?―転覆しない仕組み
05 どうやって移動するの?―曳航するのはタグボート
06 どうやって移動するの?―アンカー船と着火船
07 どうやって移動するの?―橋の下の航行
08 クレーン船にエンジンはあるの?―動力部分を探る
09 クレーンはどうやって動かすの?―操作パネル
10 クレーン船の甲板には何があるの?
11 台風の時はどこに避難するの?
クレーン船トリビア03 陸軍が所有していたクレーン船・蜻州丸

4. 探る! 海の職人技
01 世界最大、日本最大のクレーン船は?
02 巨体物体も台船を使って海上輸送
03 巨大物を吊り上げる必需品「吊り枠」
04 水に浮く巨大なケーソン
05 巨大な橋げたの設置
06 沈埋函トンネル
07 サルベージいろいろ
08 潜水士の仕事―サルベージ
09 潜水士の仕事―捨石均し
10 油の回収は人力で
11 乗組員の休日
12 乗組員の食事
13 新たな仕事、海底調査
14 バブルカーテンシステム
クレーン船トリビア04 戦艦大和は引き揚げられるか

あとがき・謝辞

おわりに

私が書いた「まえがき」も公開しておく。

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ちゃんと、中学生向きの文章にしているのだよ。全部、ルビ付きだし。

ちなみに私が書いたルポの舞台は、福岡県北九州市門司区。ここ、私が中高生時代を過ごした土地なのである。当時は寂れつつある港町風情だったが、今はレトロを売り物にする観光地として賑やかな反面、その裏側で暮らしが崩れつつある臭いを嗅いだ。
歴史的には、興味深い地域なんだけどなあ。古墳時代や平家の滅亡の地であり、戦国の世や幕末の長州戦争、そして明治以降は石炭積み出しと大陸渡航の拠点……。

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関門海峡に沈む夕日と関門橋

2026/04/06

農水省HPに中近東情勢ポータル

林野庁のHPを開くと、冒頭に【重要】中東情勢関連対策ポータル NEWアイコンがあった。

開くと、農水省につくられたポータルサイトだったが、農水省が独自に作っているのか。ちなみに、ほか経産省、厚労省、国交省、環境省のポータルサイトもあるらしい。あれ、外務省は?

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まあ、いい。実は今回のイラン危機に関して私は、石油以上に食料危機を心配している。石油が入ってこないと聞けば、エネルギー(発電や輸送燃料など)ばかりに目が向くし、ほかはプラスチック製品が作れない……と騒がれているが、それよりも私の関心は肥料だ。

窒素肥料は石油から抽出した硫黄で作る硫酸を使う。硫酸アンモニウムいわゆる硫安だ。リン酸も尿素もカリも肥料はほとんと輸入だ。原料には石油系が多く、ペルシャ湾岸の石油施設が破壊されたら(すでに一部破壊された)、肥料生産が止まる。

農水大臣は、「農家は今年使う肥料をすでに確保しているから大丈夫」とのたまうが、日本の食料の大半は輸入だ。海外、特にアメリカの生産が落ちたら日本に輸出してくれるか? 少なくても価格は跳ね上がるだろう。

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肥料が足りなければ食料生産量は落ちる。仮に世界全体で1割落ちたら、飢餓が起きる。価格高騰が起きる。食料を輸入に頼る国は多い。パニックになるかもしれない。

 とまあ、そんな心配を抱えて、このHPを見たら……あれれ?

肥料のことは、どこにも触れていない。ブラスチックの農業資材とか漁業資材、温度管理燃料、輸送燃料のことばかり。肥料はどうなるの?

やっぱり、ヤバい。この国は……。

 

2026/04/05

メガソーラー用の森林開発基準

この春、新たな政策、施策として決まったことに何があるかと思うと……メガソーラー建設に関する森林開発基準に変更があったようだ。

メガソーラーの問題点は、ソーラーそのものに問題があるのてみなく、森林を切り開いて設置することだ。もともと脱炭素を目的としていたはずの再生可能エネルギーが、森林破壊を進めるなんて矛盾だらけ。そして、この森林開発(破壊)には許可がいる。

林野庁は2026年度から、メガソーラーなどの建設を目的とした林地開発許可の基準を厳格化することを決めた。森林の保全割合の引き上げや、実際の開発が適切に行われているか確認を強化する。4月1日施行だから、もう始まっているわけだ。

具体的には、40ヘクタール以上を開発する際、森林を維持する割合を現行の25%から60%に引き上げるというもの。
その場合、従来は維持する面積に植林した部分を加えても可能だったが、新基準では「残置森林」にする。つまり元からある森林を残さねばならない。加えてパネルは区域内の一部に集中させず、開発区域内に均等に配置するよう求めるという。

仮に100ヘクタールのメガソーラー建設計画の場合、実際は40ヘクタールしかパネルは置けないわけだ。また森林を伐採して斜面にソーラーパネルを設置されたら雨水は浸透せず、パネル周辺に流れ出る。それは土壌浸食を引き起こすし、流出量が膨大になる。

この基準をゴルフ場と比べると、どうか。ゴルフ場は、残置森林率が40~60%で、造成森林もあるから、実質3割しか開発できない。まあ、その開発地もほぼ芝生を張るので、完全に緑がないのは1割以下だが。ソーラーパネルが4割も張れるのは、まだまだ甘い。
ただ分散させるよう求めるのは、いいアイデアだと思う。建設が大変になるから嫌がるはずだ。

ほかに都道府県知事は、開発を許可する際に関係市町村長の意見を聞くことや、事業者が許可をえたにも関わらず、長期間着手していないケースでは、都道府県知事が事業者に開発の廃止届を提出させる……などの項目も加わった。

すでに適地はソーラーパネルに埋めつくされた感のある現在からすると、遅きに失した気がするが、一歩前進ではあるだろう。本当は、ゴルフ場並に、森林率7割以上にしてほしかった。加えて許可を出した土地にも適用するよう遡及してもらいたい。

私が関わっている生駒山の一角、平群町のメガソーラー開発。まだ裁判が続いているが、この予定地は、21年にいきなり予定地を伐採されてしまった。全体で約49ヘクタール。ほぼ全部伐って、4分の1くらいを植林する計画ではなかったか。

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伐採直後。衛星写真でも、伐採倒伏木がよく見えるわ。

そして、こちらが現在。上記写真の南側にも伐採地は広がっている。

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もはやはげ山にされて5年が経つのだね。伐られてしまったから、伐採を阻止する運動・裁判はできないので、防災面から貯水池の建設などを争点にしているが、私からすれば隔靴掻痒だ。

森林法でも、許可条件違反への罰則や、開発中止命令に従わない事業者を公表できる仕組みはあるが、業者にとってはどこ吹く風なのだろう。伐採してしまったら勝ちなのだ。まず林地開発許可をやり直すようにできないか。一から許可を取り直そうとすれば、いい加減な許可申請の実態が焙り出せるのに。

2026/04/04

偏愛博物館の『木組み博物館』

 BSテレビでは、ときに掘り出し物のような番組を見つける。あまり宣伝もしていないので、新聞の番組表を頼りにタイトルだけで目利きしなければならない。

昨年末に見つけたのがBS-TBSの「偏愛博物館」。個人的な思いから作ってしまった私設ミュージアムを伊集院光が訪ねる番組で、これが傑作ぞろいなのだ。
ただ放映日がまったく落ち着かず、深夜かと思えば夕刻だったり、曜日も間隔もバラバラ。相当必死で探さねばならない。幾度か気づかず見落としたが、幸い再放送も多いので、ほぼ網羅している。

最新回は、4月3日11時からあった「木組み博物館」だった。

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そう、伝統的な日本の建築技法である木組みを紹介する博物館なのだ。木継ぎや仕口など釘を使わず木材をつなぐ技法である。

なんでも、木組みの種類は4000種くらいあって、今も更新されているという。過去の伝統だけでなく、現在の大工が発明し続けているそうだ。それらの見本がズラリと並ぶ……いやあ、魅せられます。入館者の3~4割は外国人で、大工が多いというのも納得する。これぞ、クールジャパンの実力だ。
展示だけでなく、実際に体験もできるし、講座も開いているらしい。開館は週三日。

思ったのが、何も古い技術と思わず、現代でも応用が効くのではないか……ということだ。そもそも大口径・長大材が枯渇した現代、接着剤で張り付ける集成材などではなく、木組みを利用すれば小径木や端材の大規模化が図れる。接着剤で固めたエンジニアウッドは、木質の持つ個性や柔軟性を殺してしまう。木組みならば無垢に近い木材の特性が活かせるだろう。

木組みづくりも、大工の個人的腕前に頼るだけでなく、今の時代なら機械化することだって不可能でもあるまい。

場所は東京は早稲田の穴八幡宮の近くだ。いつか行ってみたい。木造建築の過去ではなく、未来を考えるのによさそうだ。

2026/04/03

庭の池異変

庭の池の金魚が激減したことを以前伝えた。

20匹はいたはずなのに、いきなり4~6匹に。しかも餌をあげても怯えて水面に現われない。

しばらく様子を見ていたが、なかなか怯えが消えないので、新たな金魚を入れることにした。数が増えたら元気になるかも?と思ったから。そこでホームセンターで小赤(和金の稚魚)を10匹投入。ただ小さすぎた。体長1センチ以下ばかりだったのだ。彼らはわりと元気なのだが、サバイバル金魚は動かない。池に以前の活発な動きが見えないのは寂しい。

そこで金魚の聖地・大和郡山市の金魚養殖店を訪ねた。大和郡山市は全国一の金魚生産地で、数多くの金魚池が市内に広がるのだ。なかには高級金魚ばかり扱う店(卸も多い)もあるが、私の狙いは素朴な和金だ。水槽ではなく池で飼育するには、鮒に近い和金が一番強い。病気はもちろん、外敵にも強いはず。

そこで金魚池の間の小道を走り、某店に到着。和金と小赤10匹を購入した。赤ばかりではなく、白や黒、斑など見た目もバラエティがあるように選んでもらった。小赤も1~2センチはあって大きめ。しかも安いわ……。

帰宅すると、袋を池に沈めて、水温を同じにしてから放す。結局、池には30匹投入したことになる。全体で34~36匹だ。しかし、入れたばかりで警戒感が強く、水底に潜ってあまり見かけないのが残念。

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お店では、金魚の外敵についても聞いた。たしかに鳥もやっかいなのだが、実はネコやアライグマがかなり凶暴らしい。一晩でプールに入れていた100匹近くを全部すくって食べてしまうこともあるとか。我が家の池は、縁から水面まで30センチくらい深さがあるので、ネコでは手が届かないだろうと思っていたが、用心するべきなんだろう。

そこで外敵対策をしっかりする。池の上にテグス糸を張りめぐらせ、光り物(不要CDを使用)も周辺に置く。そしてネコが池に近づけないよう周辺に百均で購入したネコ除けイガイガマットも配置した。アライグマにも対応するはずだ。これで、どうだ!

効果は、今後見ていかないといけないが、金魚の警戒感はまだ解けない。それでも、餌をばらまくと、時間差で水面に出てくるようになった。

金魚は眺めて楽しむものだが、よく見えると外敵に狙われる。……それにしても、生駒山の野生動物(ノラネコを含む)について警戒しなくてはいけなくなるなんて、『獣害列島』だなあ。

2026/04/02

紙か髪か、石油か木材か

トランプがイラン相手に馬鹿なこと……を通り越して下劣、暗愚なことを始めたおかげでホルムズ海峡が封鎖され、石油価格が高騰している。それに右往左往する世界。

そんなときに頭に浮かんだのが、小松左京の『紙か髪か』という短編小説である。

ある日、いきなり紙が世界から消えるのだ。書類はもちろん、電車の切符も紙幣も、みんな消える。いやテレビの音声が出なくなったと思えば、マイクは紙質だった。そのほか、意外な品、部品が紙製であり、世界中は大パニックになる。

1960年代の作品だ。つまり、まだ30代の頃だろう。

Sfmagazine1963january6 執筆当時の小松左京

石油が高騰すれば、ガソリン代が上がる。灯油も軽油も上がるだろう。そして、プラスチック製品も作れなくなる……ここまでは誰でも想像したはずだ。が、農業資材や肥料が高騰して農業が行き詰まる、医薬品、医療用、例えば手袋もなくなる、接着剤だって品不足。輸送費の値上がりは全商品に波及し、食品や建設資材も爆上がりする。銭湯が休業する。意外な品がプラスチック製で、石油に依存していた。

そして木材も。新たなウッドショックを心配する声も高まっている。

前回のコロナ禍におけるウッドショックは生産が滞り需給バランスが狂ったためだったが、今度は伐採・搬出などの燃料費が高まるし、製材も困る。輸入木材の輸送費も上がるだろう。いや、欧州材の海上輸送ルートはスエズ運河を通るはずで、不安定化が進めば、輸入できなくなる。今や欧州材抜きでは、日本の建築現場は立ち行かなくなるだろう。

そして接着剤がなくなれば合板、ボードだって作れなくなる。CLTだって。もともと建築費は高騰していたが、いよいよ暴騰するだろう。

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林野庁は、例によって「国産材シフトを」と言っているが、コロナ禍ウッドショック明けのことを思い出してほしい。

値上がりした分の利益は、木材市場や建築資材メーカー、つまり流通の川中や川下がごっそり取ってしまい、川上の山元に還元されなかったと林業団体が指摘している。それでも増産するか?

その後、木材価格は下落し、需要はあっさり外材にもどったから、木材を増産した頃には買手がつかず、安値で買いたたかれる……という目にあっている。業界が国産材シフトを潰したのである。

本当は、石油を高値のまま放置した方が、脱炭素、脱プラスチックを進めるチャンスかもしれないのだけどね。

ちなみに『紙か髪か』で紙が消えた理由は、火星からもたらされたウイルスが変異して紙を食べたからだった。

そこで、紙製品にある種の薬品を添付することで紙を守ることに成功。ところが、その薬品によって、ウイルスはまた変異して、次は髪を食べだした……というオチであった。全人類は、禿げ頭になるのである。

さて、今回の石油ショックと、それに連なる様々な商品供給不安(もちろん木材を含む)は、事態終了後に何をもたらすだろうか。木造壊滅、土壁復活…とか。

禿げ頭くらいならいいかもね。

2026/04/01

著作30冊目『クレーン船解体新書』

もうすぐ新刊が出版される。

4月7日発売の『クレーン船解体新書 出水 伯明/写真 田中 淳夫/取材・文 イラスト/いとう良一
(リンク先に目次あり。)

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おそらく驚く人も多いだろう。なんで森林ジャーナリストがクレーン船(起重機船)の本を?

心配ない。私も驚いている(笑)。だから著者紹介では「森林ジャーナリスト」を外した。

あからさまにいうと、この本の当初の企画は、写真集だった。そこに添えるクレーン船のルポを頼まれて、それなら船にも重機にも無知な人間が目にして感じたことを記すのも面白いだろう、という気持ちで引き受けたのだ。
が、企画が進むに連れて、クレーン船の構造や仕事内容などの解説文も書くことになり……。活字部分が全体の半分近くを占める。あとイラストも多数。
必死で重機、船の構造や動滑車の理論、海洋土木……それにクレーン船の歴史とかサルベージ事例なども調べて、やっとこ書いたのであります。イラストは勉強になった。私も理解していない点を説明してくれている\(^o^)/。

なお読者対象は、中学生を基準としたが、なかには重機オタクの小学生もいるだろうし、逆に船舶や海洋土木業界について興味を持つ大学生や社会人にも向いていると思う。

しかし、世の中には重機好きがわりと多いのだね。クレーン船を巨大なウルトラ重機として見れば、憧れる人もいるわけだ。だから、本書もそうした人に読んでほしい。写真も楽しんでほしい。

思えば、林業関係者の中にも「実は森林とか動植物に興味なくて、重機を扱うのが好き」という人が一定程度いると私は感じている。ときには元暴走族が族卒業後に選ぶ職場にもなっている(笑)。バイクとか改造車を扱う延長のガテン系職場なのだろう。

そして、ふと気になって、私の著作の冊数を数えると、この本が30冊目に当たっていた。

そうか30冊も本を書いたのか……。もちろん、その中に共作も何冊かあり、この本もそのうちの1冊だ。共作でも記事1本だけ……といったケースや文庫化、別名で書いたもの、監訳本などは冊数に含めていない。改訂本も、改訂具合が千差万別で、どのレベルから含めるか悩む。

とりあえず、今回の本を30冊目としておく。

あ、今日は4月1日、エイプリルフールであった。さて…?(笑)

2026/03/31

Wedge ONLINEに「奈良のシカが大阪に出没?」を書いた裏事情

Wedge ONLINEに「奈良のシカが大阪に出没?シカに「県境」は分からない!「奈良公園を出たら天然記念物ではなく野生動物」…クマだけではないアーバン・ディアにご用心」という記事を書きました。

なおYahoo!ニュースにも転載されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61c1e7258e4586b6429579573f63840fa43f0a2e

このシカ、捕獲されたのでニュースとしては終わりか、と思ったのだが、意外や需要はまだ続く……(^^;)。

時事性はもうないので、歴史的な奈良のシカの位置づけを記した。ただ正式には「大阪に現われたシカが奈良のシカだと断定はできない」ということになっている。

なお同時期に東京新聞の取材も受けて、コメントを出している。こちらでは、奈良のシカだという推定根拠が重要のよう。

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なんか、動物ネタを求めている世相もあるのかしらん。

ただ、コメント時にも言ったが、「これ、大阪に出たから報道されて話題にもなったでしょ」である。実は奈良県内ではもう少し前から話題になっていたのだ。ニュースというよりネット、それもSNS中心だろうが、私は奈良県の人を多くフォローしているし、またコミュニティもあるから、以前より「こんな所まで奈良のシカが来ているよ」という投稿が多くなっていることに気づいていた。
そして、今回のシカの大遠征も、奈良市の公園外の住宅地、そして生駒市で目撃例が次々とアップされていて、私も目にしていたのだ。

ただ全国版のニュースになったのは、生駒山を超えて東大阪市に入ったからなのである。

気になるのは、生駒市の生駒山麓で6頭の目撃例があるのに、東大阪市では2頭になり、大阪市の城東区に入った頃は1頭になっていたこと。
ほかのシカはどこへ行った? おそらく生駒山中にいるのではないか。これは探さないと。生駒山にシカの生息はしていないのだから。もっともいずれもオスらしいので繁殖はしないと思うが……。

 

2026/03/30

朝ドラ『風、薫る』の舞台は旧黒羽藩

朝ドラ『風、薫る』がスタートした。

明治時代の看護師創成期がシチュエーションだが、主人公の一人が一ノ瀬りん。下野(現・栃木県)の旧黒羽藩筆頭家老の一ノ瀬家に生まれた娘という設定だ。実際、モデルとする大関和も、黒羽藩国家老の大関家出身である。

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ただ、私にとって黒羽藩と言えば『興野家文書』である。黒羽藩重臣の興野家5代目興野隆雄が残した林政書『太山の左知』は、林業遺産の指定も受けた。その点については、以前にも記した。

興野家文書と林業技術のアレンジ

興野隆雄が生きたのは幕末であるから、時代的には大関家が明治維新で帰農する時期と重なる。家老とともに黒羽藩を支えていたはずだ。

ま、今回の朝ドラで黒羽藩の林政・林業について登場する可能性は皆無だが(^^;)、ちょっと背景を考えると面白い。

また看護師になっていく点からすると、私には新島八重が欠かせない。まさに会津落城から京都に渡った八重は、新島襄と出会って結婚するも、襄が亡くなってからは様々な分野を手がける。その中の一つが看護師だ。篤志看護師として、日清、日露戦争で活躍した。八重は専門的な看護技術を習得していたわけではないが、何より会津戦争の現場で戦闘の真っ只中を過ごして戦傷、戦病者に対応したはずで、肝が据わっていただろう。おそらく現場で大関和とも絡んだのではないか。

この時代の人を一人取り上げると、何かとほかの有為な人々と交錯してくるのである。

 

 

2026/03/29

ナラシカトレインの草花はこれだ!

昨日訪れた平城宮跡で、ふと足元を見ると、草花がいっぱい。春だ……と思ったと同時に、これだ! と気づいた。

13日に紹介したナラシカトレイン(近鉄)の床に描かれた芝地の草花である。

ナラシカトレインの床 

ここで、何の花かと考えたわけだが、これでしょ。

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これはサギゴケだろう。ゴケと付いても苔ではない。正確にはムラサキサギゴケで、サギゴケ科サギゴケ属の多年草である。キクの仲間でもある。なかなか可憐な花を咲かせる。

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こちらはタンポポ。

この二つが、ナラシカトレインの床に描かれた花ではないか。

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もっとも、平城宮跡にナカシカはいない。奈良公園とは違うのだ。だが、生える草花にそんな違いはないだろう。

ところで最近のロングランをするシカが出ることを考えたら、何も大阪まで行かなくても平城宮跡に行けばよかったのにと思う。餌はたっぷりあるし。来客も歓迎してくれるだろう。管轄する国交省はどうするかな。
そういや公園を出たと思われるのは6頭で、大阪まで行ったのは2頭。そして捕まったのは1頭。あとの5頭はどこに行った。もしかして、生駒山中で彷徨しているではないか、と私に睨んでいる。

まあ、ドーデモいいと言われたら、どうでも良い(笑)。

2026/03/28

平城宮跡の桜の枝

平城宮跡を散歩する。そろそろ桜も開花しだしている。5分咲きといったところか。

その中に妙な枝を見つけた。

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角度を変えると……。

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あきらかに下に直角以上の角度で折れ曲がっている。しかも、その下部でもう一度折られている。

誰か人が折ったのだろうが、その枝はそれでも枯れずにいる。そして花を咲かせようとしていた。

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春の命を感じるねえ。

ちなみに奈良の1本ザクラでもっとも有名なのは、こちら。

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宇陀市の又兵衛桜。こちらも4分、5分咲きか。予想に反して人気は少ない。訪れたのが平日の夕方で、天候もイマイチ、満開にはまだある、からだろうか。私も車から降りて根元まで行くのはやめた。駐車料金取られるしね(^^;)。ただ、遠目にはピンク色に染まって見応えがある。人だらけでなく桜だけの写真が撮れたことを良しとしよう。

いよいよ桜花の季節の到来である。

2026/03/27

『ばけばけ』のヘブン視点

朝ドラ『ばけばけ』が本日最終回。さほど夢中になることなく、されど途切れることもなく、寝起きの朝の行事のように見続けた。

実は、私が心を惹かれたのは主人公のトキではなく、ヘブン、つまり雨清水八雲、小泉八雲のモデルの方だ。決して恵まれた人生を送っていなかった外国人が、明治の異国日本を訪れて教師&文筆家として生きていく姿、その生きざまを惹かれるものがあった。

日本人からすれば高給取りだが、必ずしも安定した身分ではなく、職を失えばおろおろし、本を書けずに苦悶する。また異人の奥さんを迎えて国籍も変えたものの、自分はどこに根付くべきか、根付いてもいいのかと迷う。それでいて奥さんに連なる大家族を養わなくてはならない。そして最初の本はベストセラーになったものの、その後は鳴かず飛ばず……。なんとなく、我が身に置き換える(^^;)。

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最後に執筆した『KWAIDAN』も、出版当初の評価は低かった……。だが、こんな字幕が出る。

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死後かあ。死後にベストセラーになり、小泉八雲の評価も高まったのだなあ。そして日本でも作家としてだげでなく、日本の庶民に沈殿していた民話をすくい上げたことは民俗学的にも価値が高いとされる。

ヘブン、いやモデルのハーンは、きっと現代社会なら落ちこぼれ扱いされそうなエキセントリックな性格だろうが、それが明治の日本社会だからこそ馴染んだのかもしれない。

私も、きっと……いや、死後でない方がいいけど(⌒ー⌒)。万人に受け入れられるベストセラーは望まないし、むしろその手の作品は苦手なのだが、人々の記憶に爪痕を残したいと思っている。

2026/03/26

中国の花粉症事情

日本ではスギ花粉憎し、次はヒノキ花粉だ……と相変わらず騒いでいるが、実は同じことが中国でも起きているらしい。

中国の花粉症の有病率は、成人で約18%に達しているというのだ。

意外なほど多い。日本はほとんど5割になっているが、面積と人口密度、などを考えると、18%とは驚異的だ。日本の30年前くらいの水準。今後はもっと増えていくのではないか。

面白いのは、症状の元になる花粉である。北京では3月~4月にかけて、ヒノキ科の花粉が増えるという。具体的な樹種が書いていないのだが、コウヨウザンも入っているのではないか。それに広葉樹のポプラやヤナギ。加えて、この春先の花粉症は黄砂も関係しているらしい。

Istockphoto955338582170667aポプラの花粉

これで気づかないか?ポプラとヤナギ、ヒノキ科……これらは中国の大造林樹種だ。乾燥地帯を緑に変えるために植えに植えた。40年間で3000万ヘクタール以上の植林したのだ。さらに街路樹のプラタナス……。

さらに秋は、ヨモギやブタクサなどの雑草の花粉が花粉症を引き起こしている。

日本と同じ展開。

同樹種の単一造林は、日本だけではないから、もしかして造林の仕方を花粉症対策として変えるべきかもしれないね。

2026/03/25

日本最古のネコとイヌ

昨日、Yahoo!ニュースにコメントをつけた。

約1400年前の土器にくっきり残る肉球…国内最古のネコの足跡の可能性 土器乾かす横をウロウロ?

“1400年前の古墳から見つかった土器にくっきりと残る肉球。当時、日本にいなかったはずのネコの足跡ではないかと話題になっています。
かわいらしい肉球型のくぼみ。これは、2007年に姫路市内の古墳から出土した須恵器と呼ばれる土器です。その後の調査で、大きさや爪の跡がないことなどから、ネコの足跡である可能性が高いことが分かりました。
日本では、ネコは平安時代初期の文献に初めて登場しますが、 この須恵器は、さらに200年ほど前のもので、ネコがより古くから身近な存在だったことをうかがわせます。”

コメントは、以下のよう。

「日本最古のイエネコの骨は、長崎県壱岐島にある弥生時代中期のカラカミ遺跡からの出土である。おそらく3世紀のものだから、この土器に残る足跡(7~8世紀か)より遙かに古い。イエネコの骨の出土例は、それまで13世紀のものが最古だった。壱岐は朝鮮半島から日本列島への渡来ルートにあるから、早くから渡来人とともにネコが渡ってきたのだろう。また同じ壱岐の原の辻遺跡では、イヌの骨も多く出土している。こちらは解体して食していた可能性がある。」

ようするに、元記事を否定した(笑)。姫路で発見された土器の足跡を日本最古としてはイカン。しかも、この土器の発見は2007年である。今頃、ニュースにすることではない。まあ、市の重要文化財に指定したからなんだろうが。

というわけで、改めて日本に渡来したネコとイヌについて紹介したい。というのも、私もこの動物の渡来に興味があるからだ。

そして見に行ってきたのが、壱岐の一支博物館だ。ちゃんと骨が展示されている。

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これがネコの骨。弥生時代の中後期というから、どう見ても今から1700年くらい前。こちらが最古である。果たして、愛玩動物だったのか、家畜だったのか。

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こちらはイヌの骨。ただし解体された痕があるので、食肉扱いだったのではないか、という説もある。

このイヌが日本犬の元祖に近いのかどうかはわからない。もしかしてニホンオオカミに近いのかもしれない。ニホンオオカミは、タイリクオオカミより柴犬に近いとDNAから読み解かれている。

壱岐は、朝鮮半島や中国大陸から倭国への航路に当たり、日本古代史に大きな役割を果たしている。古墳時代まで栄えた一支国があったのだ。古墳も多い。大和王権とも関係が深かったのだろう。壱岐にイヌやネコが渡来しても、日本本土に来たかどうかわからん……といったいちゃもんはつけないように。

ちなみに、本日は、この記事にコメントをつけた。

木桶仕込みの発酵文化を次世代につなぐ 香川県・小豆島でサミット

木桶サミット。今年もやってます。先年、取材として参加するつもりだったが、直前に高価なカメラを壊したので、意気消沈して取りやめたことがある(-_-;)。

 

 

2026/03/24

Y!ニュース「米造りコスト2811円?…」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「米づくりコスト2811円?食料システム法は価格を変えるか」を執筆しました。

なんと!ひと月に4本も書くなんて、何年ぶりだろう。

昔は「毎週1本」のつもりで書いていたのだが、徐々に「10日に1本」、「隔週で1本」、「毎月1本」……たまには1本も書かない月だってあった。単純に忙しい、書くネタがないという理由だけでなく、書くことの面白さが減っていったこともある。Yahoo!ニュースは、アクセス数でギャラが決まる。それが意欲を割いているのも事実だ。ウケる記事、バズる記事、と意識することは、極めて執筆意欲を割く。不健康である。
それにネット記事では、Wedge ONLINEやpresident on lineもできたからだろう。(ああ、presidentは最近さぼっているな……)

そろそろライターとしても引退を考えてもいいよな。安穏な老後を送りたい……という気持ちだってある(笑)。

では、なぜ急に書き出したのか。アクセス数なんか気にしてはダメだ。世界情勢の急悪化と諸物価高騰で、暮らしが危ぶまれる予感も湧いてきた。安穏な老後どころではない! と目覚めた!

……わけではない(^^;)。そんな立派なことは全然考えていない(笑)。

先にブログに書いた
食料システム法の求める価格決定
を、より詳しく書きたくなっただけなのである( ̄^ ̄)。ちょうど、この記事を読んだから。

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ちなみに、ここで記した2811円というコストは、エンドユーザーに届くまでの集荷、卸売、小売りまでの流通を含めたコストである。農水省が出している農家の米産コストとは違う。あちらは半額以下のはずだ。

2026/03/23

「西日本は国有林が少ない…」にコメント

日経電子版に、「関西はなぜ国有林が少ない? 戊辰戦争や「林業ビジネス」影響か」という記事が掲載されている。

謎解きリポートというコーナーなのだが、その関連で取材を受けた。

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関西に国有林が少ないのは、土倉庄三郎の働きかけではないか、というのである。というのは、AIに聞いてみた結果だという(?○?)

驚いて私も検索してみた。グーグルだからジェミニ? それによると、たしかに山県有朋に働きかけたと出た(゜ロ゜)

「奈良県はもともと民間の林業が盛んだったが、地租改正の一環で明治9年(1876年)から実施されたが「官民有区分」の際、「土倉庄三郎が山県有朋に民間林業の重要性や実績を説明するなどして奈良県の森林が国有化されるのを防いだ」
「山県有朋は国有林を増やす方針だったが、土倉の説得に感銘をうけ、強引な国有林化はしなかった」

しかし、初耳。よく考えてみれば、国有林(官有林)がつくられたのは明治初年時(地租改正や、官民有区分)であるが、その当時の庄三郎は、まだ大滝で林業をやっている時代(30代)で、明治の元勲たちと知り合うのは10年以降(自由民権運動)だから、年代が合わない。

そこで取材では、庄三郎が山林経営に国の関与を嫌っていたのは事実だが、奈良県の山林が官有林にならなかった理由にはならない旨、説明した。

そのうえで日本の林業の歴史などを語った。山県も、庄三郎の勧めで林業に参入している。まあ、土倉さんを取り上げてくれるのなら、それに超したことはないのだが。

そしてなんやかんやと雑談して終わったが、それが記事になると……。

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いやあ、これは雑談の部分だわ(笑)。福島県令がいかに会津ほか福島県の民を弾圧したか話をしたのであった。ほか、奈良県令も奈良のシカを狩りで仕留めてすき焼きにしたのだよ。

基本的には、林業が経済的に成り立っていた西日本では、国に山林を取られないようにしたのだろう。藩有林も、殿様が強いと取られずに済んでいる。

なお、この記事が出てからAIに質問しても、国有林の成立に土倉庄三郎は登場しなくなった。おそらく、AIもこの記事を読み込んで回答を変更したのだろう。

日本の森林・林業の成り立ちをちゃんと歴史的に押さえておくと、現在しか見ない森林林業とは違った世界が見えてくるよ。

2026/03/22

裏路地の花園で唱える?日本ファースト

最近、何かと鬱気味。世界情勢に。国内政治に。ついでに日本のお粗末な森林と林業事情に。

憂さ晴らしではないが、ふらりと散歩に出て、幹線道路沿いの家屋の隙間に見つけた路地に入る。

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期せずして、リュウキンカの花園のような小道に出会った。

……と思ってグーグルレンズで確認したら、ヒメリュウキンカだった。なんだ、変種か……と思いかけたが、実は別種だった。リュウキンカはリュウキンカ属だが、ヒメリュウキンカはキンポウゲ属。(どちらもキンポウゲ科)

しかもリュウキンカは在来だが、ヒメがつくとヨーロッパ原産の外来種だった。そして外来種は繁殖力が強くて各地を席巻しているらしい。毒もある。誰も食べないだろうけど。

なお花の咲く時期も違って、3月はヒメである。在来は5月。この季節を彩るのは外来に軍配が上がる。
背丈も少し違う。まあ、花はどちらも黄色で可愛い。

ここでは排外主義者になるべきか? いや外来種も生物多様性の一員。日本の景観を彩ると「役に立てば」いい? 

2026/03/21

金魚のトラウマ

先に、我が家の池の金魚が何者かに襲われたらしく、数が激減したことを伝えた。

その後、生き残りの金魚はいったい何匹いるか確認しているが、最大で6匹しか見つけられない。まだいるにしても10匹は超えないだろう。以前は20匹いたのだから半減以下だ。池の中には隠れ家も用意していたのに、それを襲ったのだから、かなり頭もいいし、素早い動きの金魚を捕らえられたのだから、俊敏な動きもできるのだろう。

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今日は4匹を確認。しかし、水面には上がってこない。

とりあえず池の上にテグス糸を張りめぐらせたが、果たしてそれで守れるか……。

いや、それ以上に問題なのは、生き残り金魚の警戒心が半端ないことだ。以前は池の端に立てば餌をもらえると寄ってきたほどで、実際餌をばらまくと群がったのに、今や底の方に張りついている。餌を投入したら、寄るどころか逆に逃げてしまう。相当警戒心が強まっていると見られる。

10匹以上の金魚を襲った犯人は、池に恐慌をもたらしたようだ。金魚もその記憶をとどめているのか。

……でも、そろそろトラウマ解消に、若い金魚を入れてやろうかなあ。

そこで思いついた。

もしや魚類にもトラウマというものがあるのかもしれない。PTSD(心的外傷後ストレス障害) を発症しているとか。
そもそも餌に寄ってくるのは、一種の学習効果条件反射であるから、それと同じというか、反対に逃げる反応も起こり得るのではないか。また魚類の知能も侮れず、長期記憶もあるのではないか。

これ、誰か研究していないかな。研究してほしい。

恐怖の生態学」というのがあって、恐怖感情が生き物を進化させたという仮説もある。

2026/03/20

Y!ニュース「奈良のシカは、大阪遠征がお手の物」書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「奈良のシカは、大阪遠征がお手の物」を執筆しました。

まったく書くつもりはなかった。「大阪に奈良のシカが出現」というニュースにコメントをつけて終わるつもりだった。
それが朝になんとなくパソコンでニュースを周回していて、天啓を受けて(笑)、書くことにした。こんな短時間は珍しい。それでもあわてて資料を繰ったのだよ。幸い奈良のシカの資料は本を書くほどあるからね。(参照『鹿と日本人~野生との共生 1000年の知恵』)

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でも、10年も前の本だから、肝心の調べたい部分がどこに載っているのか忘れてる(^^;)。

最近はYahoo!ニュースは月に1本くらいになっているのだが、今月は3本目。なぜ、急に書き出したか。

何、仕事がヒマだからだよ(⌒ー⌒)。

別に焦っているわけではなく、どちらかというとし仕事がない方が楽ちんと思っているが、ヒマなら書きたいことが見つかるのは貧乏性なのかね。

2026/03/19

バイオマス発電の全国組織が訴えること

未利用木材を燃料とする木質バイオマス発電所の新たな全国協議会が発足したそうだ。「地域資源木質バイオマス発電全国協議会」である。発電事業関連の26社が参画したという。

未利用材というのは、だいたい林地残材であり、国産のバイオマス燃料を使っている業者ということだろう。ただ目的は、国内の未利用材を使った10メガワット未満の発電所で、苦しい経営を何とかしてほしいという、政府への陳情団体みたい。

その主張するところは、想定を超える物価上昇と、円安などでコストが膨らんでいるのに売電価格が固定されていること、燃料費だけでなく灰処理費用も約1.5倍に上昇したこと、また大型発電所の相次ぐ火災事故により、保険料もFIT制定時の年間500万円から6倍近くに高騰したこと……などを上げている。
その根本として、FITでは売電価格と発電容量が固定されていて経営の自由度が少ないことが問題だとしているのだ。

これって、ようするにFIT価格をさらに上げろということ? 当然、再エネ賦課金は上がることを意味する。輸入燃料を使っている大型発電所に比べれば円安の波は小さいと思うが……。林業や環境への貢献も持ちだしているが、バイオマス発電がどちらにも役立たないことは証明済みと思うのだが。

というわけで、バイオマス発電の現状のグラフを見つけた。

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稼働中なのは、やはり一般木質、つまり木質ペレットとヤシ殻が一番多い。大型施設が多いので、発電量で見れば、圧倒的になる。
逆にリサイクル木材使用の発電所が少なすぎる。当初の理念からすれば、ここが中心になるべきだった。

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私の見解では、施設をもっと小規模にして、端材・廃材だけを燃料にするバイオマス発電にすればよいかと思っている。そもそも発電をしなくてもよい。電気より熱利用を中心に行うべきだ。それでこそ地域密着だろう。
ちなみにリサイクル木材(廃材)のFIT価格は17円/kwだが、建築廃材を処理する意味合いで考えればFIT適用も必要なくなるだろう。

バイオマス発電は、世界的に見ても失敗したとされており、今は「終わりの始まり」だ。早く熱利用に切り換えることをお勧めしたい。

 

2026/03/18

スイカズラの蜂蜜

養蜂家のお店を訪ねて、発見した蜂蜜にすごいものがあった。

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スイカズラの蜂蜜! こんなの見たことがない。スイカズラから蜜が採れるのか? いや蜜はあるだろうが、蜂蜜として収穫できるほど……。

それが採れたのである。それも生駒山で。これ、昨年初めて収穫できたという。売り物にするほどだから、そこそこの量だ。スイカズラは、道端などに繁っている蔓植物のイメージがあるが、そんなに大量に繁っている場所があるのか? ほとんど雑草扱いされているように思っていたが。

調べてみると、スイカズラの蜂蜜はたしかにあるが、かなり希少な存在らしい。おそらく国産を販売している業者はいないのではないか。

そこで、恐る恐る味わってみる。う~ん。軽やかでさっぱりしているけど、香りがある。これは名品ではないか。レンゲなどより私は好きだな。

ただ、疑問も出た。これまで収穫していない蜜を、なぜスイカズラとわかったのか。

実は、この養蜂家の娘さんが物凄い舌を持っていたのである。一舐めすると、わかるそうだ。ジャスミンの香りがするという。ジャスミンはモクセイ科だが、香りは近いらしい。ただしジャスミンのように濃厚ではない。

なんでも、某フードフェスティバルで某養蜂家が出展されていたヘアリーベッチの蜜を舐めて、すぐに「砂糖入り」と見破ったそうである。そう、蜂蜜100%と売り出している中にも、ほかの蜜や砂糖、水飴を混ぜて増量している商品がわりとあるのだ。中国産蜂蜜も、多くが混ぜ物をしているが、なかには完全100%の逸品もあって、それは値段が一桁違うそうである。(それを購入する富裕層が中国にはいる。)

一方で日本では国産蜂蜜は壊滅状態らしい。私が取材した20年位前は、まだ1割くらいが国産と言われていたが、今や公式には3%。実態はそれより遙かに少ないそうだ。収穫量は減るし、コストは上がるし、高級蜂蜜を購入する顧客も少ないし……。

減った理由として上げられるのは、やはりシカの増加。そしてメガソーラーなどによる蜜源植物の消失らしい。加えてクマも出るから……。

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もう一つ、こちらも珍しい延寿蜜。エンジュの蜂蜜である。ニセアカシアに近いが在来(古代に中国から渡来)のエンジュの蜂蜜も採れるのである。

 

 

2026/03/17

Y!ニュース「電気代上げる再エネ賦課金……」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「電気代上げる再エネ賦課金。バイオマスは総額8兆円が海外流出か」を執筆しました。

昨日に続いてネット記事ばかり書いてる(^^;)。

今回はタイトルも悩んでつけた。なんとか8兆円という数字を入れたかったのだが、その根拠を探すのに苦労する。

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その根拠というか参考文献がこれ。
『私たちの電気代が支える偽りの気候変動解決策: 輸入木質バイオマス発電をめぐって 』

タイトルが長すぎる(-_-;)。

注釈にあった計算式は、
現在の一般木質バイオマス発電区分の稼働容量400万kw×24時間×300日(年間稼働日数)×24円-10円(通常の電力コスト。差額の14円が賦課金による負担)×20年=8兆640億円

ちなみに現在は1年間に約4,8兆円の賦課金が支払われているが、そのうちバイオマス発電は5000億円くらいかな。誰か計算してくれ。

 

2026/03/16

Wedge ONLINEに「森のお墓は山村を守れるのか?」を執筆した裏事情

Wedge ONLINEに『「森のお墓」は山村を守れるのか?高まる森林での散骨への動き、合わない理想と現実…私財投じ山を購入した和尚が求める“変化”とは』の記事を執筆しました。

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記事では、安倍元首相の色紙を「いやいやいや」と断っているかのように書いたが、実はもらっていた(笑)。
どうしようか思案中である。そういや、この湯飲みも……。

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まさかメルカリに出展するわけにも行くまい(^^;)。やっぱり自宅に飾ろうかなあ。

それはともかく、記事は「森のお墓」なのである。私も、自分の入るお墓探しをしようかと思う昨今。

 

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