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2007/05/13

キャッチフレーズ

「美しい森林づくり推進国民運動」のキャッチフレーズが選ばれたそうである。

応募総数519通。この中から、審査委員会において優秀賞に選ばれた作品が、以下の通り。

1  入選作
○ キャッチフレーズの入選作
   優秀賞  伝えたい木の文化、残したい美しい森

○ その他の入選作
   佳作   育てよう!小さな苗木の大きな未来

   佳作   森づくり 環境世紀の パスワード

   佳作   未来の森 もりもりひろがる 森林づくり

   特別賞  植えておけ!やがて役立つ、森林となる。

正直に感想を書く。 ダサい(笑)。もう少し何とかならんか…と言っても素人応募なんだから限度があるだろう。ただ、ここでは出来よりも気になることを。

「残したい」「育てよう」「ひろがる」、そして「植えておけ」(笑)。
ここで描かれる森づくりとは、植林であり育林だ。そもそも元が「美しい森林づくり」なのだから仕方ないが、発想が木を植えることに傾斜しており、伐るイメージがない
しかし、この運動の眼目は、間伐なのである。京都議定書で公約した二酸化炭素排出削減に森林の吸収分を認めてもらうためには、間伐を進めて「整備した森林」にしなくてはならない。そのため、どんどん伐ろうという政策・運動なのだが、それを感じさせるフレーズはない。もし応募者が、そのことを知ったらどう思うだろうか。

それにしても、特別賞は凄いね。実はこの作品を作ったのは、91歳の人なのだ。とにかく木を植えれば、いつか役立つ。この発想こそが戦後の大造林を押し進めたのだろう。

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政策・行政関係」カテゴリの記事

コメント

伐るのが目的じゃなくて、森づくりのための間伐でしかないのだから、いいんじゃないかなぁ。
私も少し考えたんですが、ダメでした。田中さんならどんなキャッチフレーズですか?
私のと競いましょう(笑)

田中さんの『森と木と田舎』づくりキャッチフレーズ募集中☆こちらも、よろしく(嘘)

従来からの用材目的としての林業から、森林の公益的機能重視へと施策転換する傾向は理解できます。
が、少々の山持ちとして、91歳の方のキャッチフレーズを『ださい』の一言で済ますことは私にはできません。
稲作農家のような行政保護も1年毎の収穫による収入もなく、地ごさえ→植林→下刈り→間伐→伐採の40年近い気の遠くなるようなサイクルを経ても、収入を得られないのが実態です。林業経営は損得勘定ではできないことを『やがて』で言い表わしているようで、なんともやるせない気持になってしまいます。

国に木材市場マーケティングのプロがいないのが悲劇の一因なのかもしれません。
不採算官庁の不始末により、林業全体が不信感をもたれるのは、あまりにも酷であります。

(京都議定書の「手入れした針葉樹」から「ほったらかしの広葉樹」まで対象拡大できなければ、なかなかかみ合わない議論であることを承知しつつ)

なんか、ヤブヘビ(^^;)。

私なら、どんなキャッチフレーズにするかなあ。「伐って育てる美しい森」とか、「だれが美しい森をつくるのか」。だめだ、本のタイトルみたいじゃないか(笑)。「森林からのニッポン再生」。これは次の本の……。
内容もあるが、言葉遣いも悩む。

ちなみに私が「ダサい」と書いたのは、内容ではなく言葉・語感です。コピーライティングとしてフレーズを読むと、インパクトが弱い。アピールするのが目的ですからね。……ま、この発想は広告的かな。

ブログのキャッチコピー。

人と森、絆を結ぶ村の風

これじゃ、俳句だ。いっそ、

伐っても伐っても、緑の山

自由律だなあ。とほほ。

ふふ(^_^;)
次の本…(^_^;)

言葉、語感を言うのは作った方に失礼かな…
政府職員とか、依頼したプロの作品なら何を言ってもいいですが…
一般の方なんだから。選んだ人のセンスを問うならまだいいけれど。

わぁ。名前がになまになってた(汗)

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