『森林からのニッポン再生』
平凡社から『森林からのニッポン再生』見本が届いた。
新刊である。平凡社新書だ。実際に書店に並ぶのは、ちょうど1週間後になるだろう。
帯文には
知っていますか?
・江戸時代は禿山が多かった。
・日本の植林は世界最古。
・人工林は天然林より植物が多様。
国土の3分の2を占める日本の森を見直そう!
と、ある。
内容は、
Ⅰ 日本の森林の素顔を探る
Ⅱ ニッポン林業盛衰記
Ⅲ 森の中から見たムラの素顔
Ⅳ 森と林業と山村を考える
の4部構成で、森林・林業・山村を考えたものだ。
乞う、ご期待! あと1週間。
「取材・執筆・講演」カテゴリの記事
- Wedge ONLINEに「古墳の宿…」の記事を書いた裏事情(2025.03.13)
- 徳田虎雄本から思い出した自身の経歴(2025.03.12)
- Y!ニュース「三陸は山火事の多発地帯……」を書いた裏事情(2025.03.06)
- 花粉症番組で「スギは冤罪」と力説(2025.03.05)
- 文楽に出る木の種類と建築へのツッコミ(2025.02.28)
驚きです!
こんな(早い)ペースで出版していくものなのですね。
内容に触れずに、スミマセン(^^;
投稿: CrossK | 2007/06/05 16:29
はじめまして。
『割り箸はもったいない?』読ませて頂きました!
元々環境問題に興味があったこともあり、かなり真剣に林業関係への転職を考えております。
ひとつ質問させていただきたいのですが、割り箸の(ホボ?)全自動製造機を導入しての杉間伐材割り箸製造は、新規参入で十分に採算はとれるとお考えでしょうか?
投稿: キノコ特急 | 2007/06/05 23:03
こんなペースで出版するのは、初めてです。もともと私は遅筆で、1年に1冊出すのがせいぜい。でも一念発起して? 昨年書き上げた割り箸本が今春にずれ込み、夏の予定だった『森林からのニッポン再生』が早まり……というわけで、1カ月間隔になったのでした。
正直、ヘトヘトになりました(^o^)。今年2冊出したから、来年は出さないと思う…。
さて、キノコ特急さんのご質問ですが、簡単には答えられません。ただ採算をとるのは営業次第です。プラント導入にだいたい4億円はかかるし、ランニングコストも考えれば、さらに数億円積み上がるでしょう。でも、1日約1億膳の割り箸が生産できるのですから、軌道に乗れば利益も出ます。
投稿: 田中淳夫 | 2007/06/05 23:30