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森と林業と田舎の本

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2007/06/25

箸文化と「にほんぼう」

東京・広尾に、兵左衛門の「にほんぼう」という店がオープンしたようだ。1000円くらいの塗り箸から52万5000円の若狭塗り箸まであるという。1万円くらいの箸なら、毎日のように売れるらしい。携帯箸や、持ち歩き用のセットも扱っている。

と、このように紹介したら、まさにマイ箸運動の拠点のようである。事実、ニュースではそのような扱いもされている。が、ちょっと実態は違うようだ。

このブログでも紹介したが、兵左衛門は福井の塗り箸メーカーだが、社長が「割り箸ファン」を名乗る。この店でも、割り箸を扱っているはずだ。また吉野の割り箸業界との連携も模索している。マスコミも、もう少し突っ込んだ取材をすべきだろう。

私は、こうした店ができるのは、割り箸業界にもプラスだと思う。塗り箸だけでなく、割り箸を売るにも、箸文化を世間に広めないといけないからだ。何も考えていない人ほど、環境=マイ箸という単純思考に走る。箸とは何か、と深く考えれば、塗り箸も割り箸もいとおしくなるはずである。
逆に言えば、文化で理論武装しないと、割り箸に対する風当たりは弱まらないよ。割り箸業界も、もう少し広い目で見るべきだろう。

一方で、新潟県長岡市のNPO「地域循環ネットワーク」では、割り箸のリサイクルに取り組んでいるそうだ。飲食店や家庭から使用済み割り箸を集め、炭にするそうだ。
私は、割り箸のリサイクル自体は無駄と思っているが、おそらく彼らも、そのことはわかっているのではないかと思う。目的は、割り箸そのものをもったいないというのではなく、割り箸を使っている店・個人でも、環境に対する感度は高いということを示そうとしているのだろう。
割り箸をさっさとプラスチック箸に変える単純思考の居酒屋経営者より、よっぽど環境問題に向き合っていると思う。こうした意思表示的行動も必要な時代となった。

そういえば拙著『割り箸はもったいない?』を読んで、さっそく吉野杉箸を買いに行きました、というメールが届いた。深謝。

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割り箸」カテゴリの記事

コメント

>兵左衛門

関東(東京)だと高島屋や伊勢丹によくはいっている箸ですね.ところで6月に1週間ほど「社員研修旅行」によりメイル返信・出荷業務を休むと同社WWWサイトに書いてあるのですが,これってもしかして吉野で割り箸工場を見に行っていたりして・・・?

ご存じでしたか。百貨店には、たいてい出荷しているようですが。

でも、社員研修旅行のことは知りません(^^;)。どこかでウルシかきをしているかもしれないなあ。

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