第3回森林ビジネス塾
今日は、朝早く起きて、丹波へ。第3回森林ビジネス塾開講日だからだ。今回は午前10時スタートなので、早起きした~。
実は、今回こそ、肝であった。なぜならテーマは、「商品企画会議の開き方」だからだ。
林業関係者にもっとも欠けている経験、企画の作り方を学ぶもの。講師は、この手のセミナーのプロ、大川恒さんを東京から招いた。
まずはチェックインと呼ばれる自己紹介や笑顔づくりから、アイスブレークなるチームの緊張を解くゲーム、会議のルールづくり、そしてブレーンストーミングと、通常なら何日かかけるメニューを2時間半に詰め込んだ贅沢な内容。
それにしてもプロだねえ。熱く、そして流れるように進行させて、気がついたら場は盛り上がっているという状態。
午後は、私が引き継いで、ブレーンストーミングの2回目。これは回数を重ねるほど、頭が柔らかくなる。質より量、なのだ。意外と勘違いしている人も多いが、企画は質ではない。量である。くだらない思いつきネタを数多く出した方が、結果的に質がよいものも生まれる。「よい企画を」と悩むのはナンセンスだ。
ここで企画会議の開き方を体得して、何らかの商品企画を思いついてもらわないと、次回につながらない。だから重要な回だ。
気になったのは、2つ参加している森林組合の一方が、今回全員参加しなかったことだ。個人的に葬式があるとか怪我をした、などなら仕方ないが、4人全員というのは……。組合側で早くも腰が引け始めたのではないことを願いたい。いくら職員個人がやる気を出しても、組織としてのバックアップがないと何も稔らない。
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