吉野古木
吉野話の第3弾。
小さなのは、爪楊枝袋。
もちろん、本物の木と和紙を使ったものである。
吉野杉、吉野桧を薄くスライスしたものに和紙で裏打ちしたものだ。木目がよく浮かび、友禅の模様が透けて見えるところがよい。まだ製作を始めて間もなく、販売もわずかであるが、吉野で誕生した新商品である。
裏打ちせずに木だけのものや、漆で絵や文字を書いたものなどバラエティはいろいろある。また箸袋・爪楊枝袋に限らず、封筒などの商品展開も考えているそうだ。
つい最近まで割り箸づくりをしていた人が、木工品製作に切り換えるとともに、奥さんとともに考え出したものだ。吉野の割り箸には吉野の箸袋を、というわけだが、ギフトなどに使えるほか、マイ箸、マイ割り箸を持ち歩くのに向いているように思う。箸箱よりコンパクトで、他人に見せびらかせられる(^o^)。
作っているのは、吉野古木。商品のアイテムは、HPを見てほしいが、大阪の百貨店でも扱いだしたそうだ。
もちろん箸袋だけではどれだけ需要があるかわからないし、デザインや加工法にも工夫の余地があるだろう。そしてネーミングや販売方法ももっと考えないといけないと思う。価格も、売り方次第でもっと上がるのではないか。
新たな挑戦をしている人もいることを知っておきたい。
連絡先は、吉野古木制作 奈良県吉野町窪垣内2 FAX0747-53-0125
mail tomoko-m@rouge.plala.or.jp
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