『森ポン』書評・産経新聞
今頃知ったのだが、7月8日(日)の産経新聞に、『森林からのニッポン再生』の書評が載っていた。新書コーナーの小さなものだが、感謝。
『割り箸本』と続いて『森ポン』を出版したものだから、どうもダレていたのかチェックを怠っている。ほかにも載った新聞・雑誌があるかもしれない。いけません、身を引き締めましょう。もっとも、同じ著者の本を立て続けに載せることは編集部も抵抗があるだろうから、不利な面はなるなあ。
ただ『森ポン』は、私がいうのもナンだが、地味な本である(笑)。
イメージとしては、森林・林業・山村について勉強している学生のテキストのような扱いを意識している。(本当に学生のテキストにしろというのではないよ。むしろ、あまり森林や林業について知らない一般人向けに話題提供の入門書のつもりで執筆した。)その点は、前著の『日本の森はなぜ危機なのか』と同じだ。だから息長く売れることを願っているので、目先の反響や売行きを気にせず、じっくり行きたい。
かつて新書というのは、教養書であり、シリーズとして書店の棚に長く陳列されることが値打ちだったのだが、今や雑誌並の消耗品になっている。それが辛いのだが、あえて原点に帰ったつもり。
幸い、読者からのメールなどはそこそこ来ている。実は、テレビ出演の依頼も来た。
夏の読書の1冊にいかが。
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