里山マイスター
金沢大学は、『能登里山マイスター』養成プログラムを5カ年計画でスタートさせるそうである。
このプロラグムは、「自然と共生した美しい能登半島の再構築を目指して、就農を志す若い担い手を能登に 呼び込み、地域のリーダーへと養成」するのだという。環境保全型の
自然産業(農業を中心に林業、水産業も含む)の実践のほか、二次、三次加工して市場に出すこと、さらにグリー ンツーリズム型観光の拠点つくりなども指導する人材の養成するらしい。
里山マイスターとは思い切った名前だが、ようするに田舎で起業する人を養成するということなのかなあ。しかし、大学が取り組むとは…。条件を見ると、
1)募集人員: 1期生15人程度(推薦枠含む)
2)受講資格: 環境配慮の農業に関心を持ち、将来、農業への新規参入や業種転換、および農業にかかわる新ビジネスを希望する40歳前後までの男女。
3)受講料: 無 料
4)受講期間: 平成19年10月5日~平成21年3月31日の毎週金曜日(18時30分~20時00分)と土曜日(9時00分~12時00分)
う~ん、立派だ(笑)。これって新手の田舎暮らし募集になのかもしれない。文科省の補助金事業らしいが、農水省がやるべきでは? いや、経産省かも。
今の時点では情報不足で、この程度の時間でどこまで実学を教えられるの? 受け入れ先は確保できているの? などと思う部分もあるのだが、まずは温かく見守りましょう。
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