縄文杉
帰ってまいりました。
屋久島と言えば、やっぱり縄文杉は欠かせない。
ちょっと引きながらも、縄文杉を見に行ってきた。往復10時間。で、
これが、定番の縄文杉。
これより、絶対ガイドブックに登場しない写真を。
満員だあ! 縄文杉の前には展望台が築かれていて、直接縄文杉には接触できないようになっていることは知られているが、この展望台、実は「立ち止まり禁止」。カメラゾーンも設けられている。
夏休みともなると、連日300人~500人が登り、登山道は渋滞、展望台はラッシュアワー時の電車状態となる。今年5月の連休には1000人にも達したのだそうだ。もはや、動物園のコアラかパンダ並。
道は、大半がトロッコ道で、登りも木道が多くて階段で登る感じ。ちなみに縄文杉を見に登る人は、年間約7万人。充分な観光資源となっている。鹿児島県でも、今やもっとも観光客の多い地域は屋久島だとか。
それだけに、痛々しかった……。私も、見に行った一人なんだけど。
ほかにヤクスギランドなども観光のメッカ。こちらはバスで行ける屋久杉の森だ。考えようによっては、ここに観光客を引きつけて、外貨?を稼ぐとともに、ほかの屋久杉には人を近づけない、いわばオトリのような役割を果たしている。
縄文杉。そのうち枯れるかもしれないけれど、立派に役割を果たしているよ……。
なお、最近は、「もののけの森」(アニメ「もののけ姫」のイメージを得るためにロケハンされた屋久島の照葉樹林の森)も人気コースになっているそうだ。次は、苔むした照葉樹林が身を挺して屋久島を支えてくれるかもしれない。
« 屋久島のガシュマル | トップページ | 木のトレイが… »
「森林活用(茶・蜂蜜・山菜…樹木葬)」カテゴリの記事
- 日本草木研究所のこと(2024.09.16)
- 龍眼のハチミツ(2024.06.07)
- 「vesta」の養蜂と蜂蜜の特集記事(2024.04.21)
- 能登の珪藻土鉱山はどうなる?(2024.02.08)
- 国産サカキに能登を思い浮かべる(2024.02.03)
コメント