木のカウンター
高知・土佐町で、なぜか私が地元の人を引き連れて訪れた店。
「なんてん」というスナックなんだけど、ここのカウンターが凄い!
この写真だけではわからないかな。とにかく一本の木なのだ。一枚の板、ではない、木である。長さ14m! それも根付き。
わかるかなあ、この迫力。酔っぱらっていたので、うまく写真が撮れなかったのが残念だが、天井にも丸太が組まれて、大変な迫力なのだ。
残念ながら、現在のママさんは店を居抜きで引き継いだだけで、このカウンターの由来も、どうやって店の中に設置したのかもわからなかった。(どう考えても建物を建てる前に搬入しないと無理)
しかも、隣に「土の畝」という居酒屋があるのだが、そことはトイレでつながっているという不思議な構造。ちなみに「土の畝」でも、随分飲んだっけ。
「なんてん」のカウンター、やりようによっては名物になるのに、ママさんは、その魅力がわからないらしい。いっぱいナンダカンダと雑物が積まれていてもったいない有り様だ。
これまで来たことがある人も、このカウンターに気づいていなかった。
このカウンターを紹介したことで、私は土佐町の情報通?になったのである(笑)。
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ほんとにすごいですね、きっと建物を建てた人が山元に注文して山出ししたのでしょうね。そういう特殊材を在庫している材木店は少なくなっていますしそういう木使いの発想をする設計士や工務店も少ないです。
画一的な規格材や集成材ばかりでなくもっと自由な発想で木造建築が造られれば木の文化も再発見されるのではないでしょうか。
投稿: ムーミンパパ | 2007/08/10 17:29
案外、小さな町のアチコチに、こんな逸品が眠っているのかもしれませんよ。とくにかつて林業で栄えた街には。
この店も、使いようによっては地域の若者やらのたまり場になるかもしれないのにねえ。
投稿: 田中淳夫 | 2007/08/11 00:43