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森と林業の本

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2007/08/30

屋久島で発見した箸

屋久島の商品シリーズ?の第2弾は、お箸。

屋久島に行ってもお箸に目が向いてしまうとは、やはり私は「割り箸評論家」なのでしょうか(笑)。
で、まず紹介したいのは、屋久杉の箸

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見たとおり、屋久杉の材で作った箸である。ただし塗り箸ではないから、割り箸のうちのバラ箸に入れてもよいと思う。素の箸でも、通常の杉箸よりは長持ちしそうだ。

                                           

香りは、屋久杉特有の、少し普通のスギとは違った強めの香りがする。屋久杉工芸品はバカ高いものが多いが、この箸は比較的安価。263円であった。

まあ、こうした箸は予想の範囲内。

驚いたのは、ホテルの食事に供された割り箸、それも竹箸だ。

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わかるだろうか。ちょっと黒ずんでいるのが特徴。中国産ぽくない。食べてみても、竹割り箸に多い、ツルツル感がない。ちょっと表面が毛羽立っている感じがして、なんでもよくつかめる。心地よかった。

                                            

そういえば、鹿児島県は竹割り箸の産地だったな……。
ただし、現在は壊滅していると聞いた。これは、その生き残りか?

ホテルで聞いたが、「鹿児島で作っていると思いますけどね……」と自信なさそう。
販売もしていたということは、人気があるのだろう。私も購入した。5膳で100円。1膳20円をどう見るか。国産か、それとも中国産か。

帰ってから調べたが、販売元が静岡にあった。どうも中国産らしい。ただ、薫煙・炭化処理をしているようだ。だから防腐剤を使っていないわけだ。もちろん漂白もしていない。

私は竹割り箸が嫌いだが、それは使い心地が悪いことと、口に運ぶものに防腐剤・漂白剤を使っていることである。その残留量が基準値内かどうかにかかわらず、気持ち悪いのである。

が、こうした薫煙・炭化竹箸となると、少し考えねばなるまい。また表面を研磨していないことで使い心地も向上していると思う。中国産だから即敵視するつもりはないよ。

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