お勧め書籍とHPは?
今年11月発行予定の『日本の論点2008』に執筆したのだが、編集部から、
「読者がより理解を深められるように『筆者が推薦する基本図書』と『筆者が推薦するホームページ』という小さなコーナーをそれぞれ設けました」とのこと。そして本を3冊、HPを2つ紹介してくれという。各論や技術論ではなく、本質を理解するためのもの、というのが条件だ。
用紙を前に考えた。はっきり言って、林業を網羅的に最新事情を網羅した本はほとんどない。そこで本は、やっぱり拙著を入れることにした(^o^)。
選んだのは、『だれが日本の「森」を殺すのか』と『森林からのニッポン再生』である。この組み合わせで、山林だけでなく木材側の事情もわかるはずだ。
もう1冊は何にしようかと考えた末、『木づかい新時代』(遠藤日雄著・日本林業調査会)を入れる。これも木材側の事情を描いているが、『森コロ』以降の動きが詳しい。
HPは悩む。実は5年前にも執筆したことがあって、そこでも紹介したのだが、同じHPでは芸がない。また林野庁のサイトも悪くはないが、面白みがない。
そこでちょっと抵抗はあったが、一つはこのブログを書き込む(笑)。ここを読んで林業がわかるとは思えないけど、林業を論じているサイトも数少なく、ネタ切れなんですよ。『日本の論点』を読んで、このページにたどり着いた人がいたら、こんな事情があったのです(^o^)。
あと一つ。やっぱり真面目に情報収集したい人向きに、「木の情報発信基地」にしておいた。これはポータルサイトである。もし、ほかによいサイトを知っていたら教えてください。
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