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2007/09/18

割り箸パニック

業界先取り情報。
来月以降、牛丼の吉野屋が、割り箸から塗り箸に代えるようだ。現在の割り箸の在庫が尽きるとともに徐々に進める。

それに関して、今のところ吉野屋は何も発表していないが、もし「地球環境のため、森林保護のため」とかきれいごとを言っても信用しないように。

実は、割り箸の価格が急騰し、さらに来年度以降の中国からの入荷が危ぶまれているからである。このままでは客に箸を提供できなくなるという心配から、塗り箸導入を決めたらしい。まだ吉野屋が導入するのが、本当の塗り箸かプラスチック箸か確認が取れていないが、窮余の一策である。

この問題、中国政府が割り箸に限らず木材の輸出入に資源税という税金をかけると決めたことから始まっている。このままでは、木製割り箸の価格は、今の1,5倍になる。
そうなると、外食業界は今のままでは割り箸より塗り箸の方が安上がりとなる。高いコストを受け入れる準備ができていないから、雪崩をうって塗り箸に移行するのではないか。

もちろん割り箸業界も、そのままのたれ死にするつもりはなく、ロシアやベトナムへ割り箸工場を移転する動きがあるが、とても年間200億膳を供給していた中国にとって代わることはできない。また外食関係でも、まだ割り箸対策を考えていないところも多いようだ。

だから、秋から冬にかけて外食業界に割り箸パニックが起きるだろう。

長い目で見れば、塗り箸に変えた業界も、また割り箸にもどってくると思うが、その間に何が起こるか。

割り箸は最大のピンチを迎えると同時に、国産割り箸はチャンスを与えられるわけだが、それをうまくつかめるか。逆に、国産割り箸の壊滅という可能性だってある。あるいは異業種が割り箸業界に乗り出してくるチャンスかもしれない。

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コメント

最近特に「マイ箸持ってるので…」と口にしている芸能人が増えていますが、どこぞの"仕掛け"なのでしょうね。毎日1人は見かけます(TVの中で)。

仕掛け人がいるのかどうかは定かではありませんが、少なくても「マイ箸」がファッション化しつつあるのは事実のようですね。

割り箸がなくなるパニックが起きたら、マイ箸派の彼らは、「それみたことか」と自慢げに語る様子が目に浮かぶ(-.-)

ただ、それでも多数派にはならないと思いますよ。最後は、割り箸分の値上げを飲むか……。

こんにちわ。通りすがりのものです。お箸のことでこんなにたくさんの状況があったなんて・・・勉強になりました。
また、来ます。

お箸の国にようこそ。

どうぞ、またいらっしゃい~(^_^)/

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