紅葉の現場
今日は、快晴。今も仕事場から青空が見えている。が、明日からまた崩れるらしい…。
紅葉はまだだ。関西では12月になるんじゃないか、という声もある。実は先日の東北でも紅葉はイマイチだった。通常なら10月半ばに色づき始めるそうなのに。
しかし、岩手県北部の山中を走っていると、紅葉に出会った。やはり標高が高いのか?
とくに目に止まったのがコレ。
この紅葉は、どんな場所かわかるだろうか。写真では伝わりにくいが、実は紅葉している部分の周辺は人工林で緑がくっきり残っている。
そう、この場所は皆伐された跡地なのだ。おそらく数年間、再造林もされずに放置したのだろう。そして灌木が繁った。灌木は、ほとんど落葉広葉樹であり、紅葉する。それが期せずして紅葉の名所? を生み出したのだ。
再造林放棄がよいことだとは言えないけれど、結果的に森にはなったのだから崩落などの心配はないし、美しい景観を作り出したのなら、それもよし、かな。
さて、明日は紀伊半島の山中に入る。果たして紅葉は見られるか?
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