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森と林業の本

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2007/10/25

隠れチェンソーアーティスト

岩手で車を走らせて、道の駅「石神の丘」に入った。すると店の前に並ぶのが、これらの作品群。

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彫刻だ。サル、トリ、イヌときて、写真には写っていないがイノシシもある。
手彫り? いや、チェンソーアートらしい。が、これまで目にしてきたチェンソーアート作品とは、どうもテイストが違う。
中に、作者の紹介記事が張ってあった。どうやら作者は還暦をかなりすぎた人らしい。道の駅のオープン時に、どうも寂しいと、チェンソーで彫刻をすることを思いつき、毎年、干支の動物を作り出したそうだ。それが四年前。つまり、今の日本のチェンソーアートの潮流とは外れたところで始めたらしい。

もしかしたらテレビなどでチェンソーアートを見るなどしたかもしれないが、誰にも教わらずに我流で始めたのそうだ。だから、作風が独特なのだ。またチェンソーアート以外にも、木の根っこなどで作品づくりをしているとか。チェンソーアート自体は、日本に導入された最初期から扱っているベテランである。

まあ、こうした独自にチェンソーアートを始めた人は、結構たくさんいるのではないか。インディペンデントと呼べようか(笑)。技量の進歩という点からは遅れるかもしれないが、むしろ独自の作風を生み出せるかもしれないな。来年のネズミはどんな姿になるだろうか。

ちなみに吉野チェンソーアートスクールでも、次回(11月24,25日)に干支づくりを行う。その見本が、これ。Nezu3

                                                

 

                                                                                         

俵の上に乗ったネズミ君だ。これを作成したスクールの校長・福本さんも、実はインディペンデント。誰に教わるでもなく、また情報も得ずに自身で始めた。しかも1990年代だから、かなり早い。 こうしたインディペンデント大会を開くと面白いかもね。

                                                                                        

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