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森と林業と田舎の本

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2007/10/05

新米その後

先に建設会社から届いた新米。玄米のままなので困っているという話を書いた。

そろそろ自宅の米も底をつき、別途買うか、この玄米を食べられるようにするかの瀬戸際になった。私は、玄米ご飯を食べたいとは思わない。あれは消化に悪いでしょ。たまに一口二口なら悪くないが、毎日は辛い。だいたいロハスなんて、真っ平御免なのである。

そこで思い切って農協に飛び込む。すると精米機は、もうないのだという。
農協からも精米機が姿を消した? そう、今や農協の仕事から農業は消えつつあるのだ。だいたい生駒に専業農家は数軒しかない。兼業農家にとっては、農協はお金を預けたり借りたり、保険に入ったりという金融業である。農地つぶして駐車場にするには、どうしたらよいか教えてくれたりもする機関なのだ。
不思議と農協は、かなりの都会でもまだ存在するが、精米施設があるかないかが田舎の農協と都会の農協の分かれ目かもしれない。

が、自動精米機のあるところを教えてくれた。生駒も半分は農村?なので、需要はあるらしい。車で約20分のところに、ログハウス風の精米小屋があった。駐車場の一角である。自動精米機が設置されているかどうかも、田舎と都会の区分になるかもしれないな。

自動精米機を使うのは初めて。今は進歩していて、玄米を投入すると、精米具合も選べる。無洗米にすることもできた。10キロ100円~200円だ。私は、無洗米を選んだ。洗わなくてもよいだけでなく、きれいに糠が取れていて、味もよいと思う。
数分で終わり、受け口から精米済の米を袋に流し込んで終わり。結構楽しい(^o^)。

しかも、糠も取り放題。ちょうど自家製ぬか漬けに凝っているところなので、しっかり持って帰る。おそらく持ち込んだ玄米の糠以上の量をいただいた。今度は何を漬けようか。そういえば糠に使用済天ぷら油を染み込ませて肥料にしてみてもよい。昔、農家で教わったよ。

また、誰か玄米送ってくれていかなv(^0^)

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コメント

実家は大阪の泉北ニュータウンにありますが、精米機ありました。

確かに、いわれてみれば、田舎バロメーターかも。

ちなみに、実家には一般家庭用の精米機があります。

これは、がー、の音に耐えられないと使えません。

ニュータウン内にありましたか。でも泉北は、その周辺に田畑が広がっていますからね。元農家?もいて、自分で精米する習慣が残っているのかも。

また自家用精米機も売っていますね。こだわり?グルメ?なのでしょうか。

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