森林の市
大阪の近畿中国森林管理局前で開かれている「第1回水都おおさか森林(もり)の市」を覗きに行った。
会場は、JR桜宮駅を降りてすぐ、大川(淀川から分岐した大阪市内を流れる川)沿いである。「森林の市」と言えば、東京の日比谷公園で毎年開かれているものがあるが、その関西版というところか。
写真は、できるだけ人の多いところを写したもの。
しかし、規模はずっと小さい。東京の市が、全国の国産材商品が出展され、様々な催し物が行われる一大イベントなのだが、こちらは出展もちらほら。しかも府県のブースが多く、さほど見るものはなかった。当てにしていた食べ物関係も少ない。丸太切りとか、木工などのブースもあるが、イマイチ盛り上がっていない。目玉企画も見当たらないのである。
ただチェンソーアートショーが、行われていた。 演者はなんと知り合いであった。
ステージもあるが、人がいたのは、無料の苗の配布する時だけ(^^;)。やはり、盛り上がりが足りないのは、来訪者がそんなに多くないためだろう。どの程度宣伝したのか知らないが、私だって、たまたま直前のML情報で知ったのだから、充分に告知を行っていたとは言えない。運営も不慣れなら、動員かかったお役人も大変でした。
これは一応あった、奈良ブース。非常に狭く、一つのテントを京都ブースと分け合い、ほとんど展示物がないのが辛いなあ(^^;)。
実は、自宅を出る直前に連れができ二人で訪れていたのだが、おかげで間が持てた。一人で来ていたら滞在30分で会場を出たかもしれない。
午後は、天神さんの古本市に行った。こちらの方は、なかなか賑わっていたよ。
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田中様
海杉も東京の「木と暮らしのふれあい展」へ参加してきました。宮崎県は、東京への木材の共同出荷のシステムを残している唯一の県です。東京では宮崎の杉の認知は全くありませんが、少しでもコネクションを維持できればと考えています。
イベントですが、こちらの方は33000人と公式発表がありました。簡保のウォーキングもあってすごい人です。最近マンネリ化してきて、動員が減少傾向にあったそうです。そこで地元の幼稚園や小学校を廻って、チラシを配付したり、怪獣ショーでお客を呼んだり、たいへんな努力をしていました。
海杉も森林や木材の単独のイベントは限界が来ていると話しています。他のイベントと連携した相乗効果が大切ですし、無料配布には、限界と自分で自分の首を絞めることにつながるのです。
投稿: 海杉 | 2007/10/08 10:32
この時期、東京でも同様のイベントがあったんですか。東京の森林の市は5月ですが、何度でも開けるキャパがある。
大阪のは、日曜日に多く来たとしても、1万人は難しいんじゃないかなあ。川沿いの比較的小さなスペースであることも影響するでしょうし。
投稿: 田中淳夫 | 2007/10/08 17:37
知り合いの伊東です^^
少しでしたが有意義なお話ができてよかったです。
森の保安官さんとの出会いも今後に生かせると考えております。またよろしくお願いします。
この森林の市ですが、去年から参加させていただいております。去年に比べると天満音楽祭と同時開催となり、大きくはなってるようでしたが、人がバラけてしまって集まりはいま一つな感じでしたね。
もう少し濃縮すると盛り上がるかなっと思いました。
でも、チェンソーアートを楽しみに来てくれたお客さんもいらっしゃったのでうれしかったですね。
またゆっくりとお話したいです。
投稿: 伊東 | 2007/10/09 19:38
チェンソーアートショー、ご苦労さまでした。私も、チェンソーアートやっているなら行ってみるか、と思った一人です。
天満音楽祭も重なっていたんですね。2日目はいかがでしたか。
また機会があれば。こうした催しが、いろいろな人との交流の場になればいいのですが。
投稿: 田中淳夫 | 2007/10/09 23:02