書評・田舎暮らしの本
『田舎暮らしの本』12月号が届いた。
パラパラ開いて、おおお、なんと『森林からのニッポン再生』の書評が載っているではないか。なんで今頃……なんてこと、言っちゃいけない(^^;)。ありがとうございます。
実は、『森ポン』の肝は、田舎論だと思っている。森林・林業・山村(田舎)の3つのテーマを融合させることをめざして執筆したのだけど、森林論と林業論は、これまでにも各所で触れてきた内容である。もちろんブラシュアップしたつもりだし、新たな事例や切り口も取り込んだつもりだが、基本的な論調は変わらない。
一方、山村(田舎)論は、非常に悩んで書き下ろした。いくつかのテーマは既述の切り口ながら、田舎の存在意義と本質を紡ぐ作業に苦しんだ。あやうく出版予定日を遅らせかねないほど、ギリギリまでかかったのである。
その点から、『森ポン』は田舎暮らし関係の雑誌に紹介されるのは本望なのである。ただ、田舎暮らしに憧れて物件情報あさりしている読者に伝わるかどうか……いえいえ、そんな傲慢なこと言っちゃいけませんね(^^;)。
ちなみに本雑誌は、10月号より定価を、なんと半額以下の680円に下げた。(これまでは1500円) 手に取りやすくなったのではないかな。
もう一つ。『割り箸はもったいない?』に関する書評を書いてくれたプログを発見。割り箸本を紹介してくれたHPはたくさんあるのだが、ここのはずば抜けて深い考察をしているので一読の価値あり。そうか、そんな意味があったのか(^^;)と、著者の私が思ってどないするねん。http://d.hatena.ne.jp/garak/20071003
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