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森と林業の本

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2007/11/21

丹波竜

丹波を訪れたもう一つの理由は、丹波竜である。丹波竜を解体して、肉をブランド化して……というのではなく、昨年夏に恐竜化石が発見されたのだ。ティタノサウルス類の全身骨格が眠っている可能性が高く、日本では初めての大発見である。
おかげで、現地は大賑わい。一躍丹波といえば恐竜となった。地元・丹波市には「恐竜課」が設けられたほどだ。(正確に言えば「恐竜を活かしたまちづくり課」だが。)

この日は、第二次発掘が始まる日であった。そこで発掘現場を訪れると、

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おお、すでに恐竜が復元されているではないか(^o^)。

                                                                                              5 地元の小学校も見学に来ていた。ちなみにこの日は関西の全テレビ局・新聞社が詰めかけたそうだ。

                                           

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これが発掘現場。白いところは、昨年掘られたところ。まず最初に、削岩機で上層の岩を取り除くことから始めている。

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これが全景。なかなかの景勝地である。

実は、化石以外にも、この河岸の地層は、興味深いところがいくつもあった。まずマグマの貫入が見られるほか、堅い岩盤と柔らかい岩盤の繰り返しの地層のため、波石が形成されている。そしてほとりには、明治時代に作られた赤煉瓦の水力発電所跡もある。これについては、また別の機会に。
しかも清流だし、紅葉もしているし、近くに単線の電車が走っているし、景観も売り物にできそうだ。今のところ、近くに「恐竜うどん」を出す店ができた程度だが、整備次第で楽しめるはずだ。これは、大きな資源を手に入れたものである。もっとも、今後、予想通りの全身骨格が見つかった場合の話だが。

最後に、近くの駅前にできた像。1
                                             

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