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森と林業の本

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2007/12/11

家の中の大樹

昨夜は、忘年会。その内容は裏ブログにでも記すが、その会場に向かう間に不思議な家を発見した。

会場は大阪の空堀商店街にあるのだが、そこまで私は地下鉄の最寄りの駅まで行かず、手前から歩いた。時間があるからだが、谷町の裏通りを覗いてみたかったからである。

とはいえ、時刻は夕暮れを通りすぎてもはや暗がり。それでも裏路地などを縫って進んでいると、なんとも妙な大木が見えた。人家の屋根にかぶさるように枝葉の樹冠を広げているのだ。とはいえ、庭からではない。暗くてわかりにくいが、棟と棟の間の屋根を抜いて伸びている。

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写真は可能なかぎり、明るくしてみた状態だが、どうやら先に樹ありきで、住宅を建築したらしい。おそらくクスノキだろう。

いいなあ。ベランダから飛び移ったら木に登れるなあ。夏は涼しいだろう。鳥や虫も寄ってくるかな。実は、家の前にもイチョウ?らしき大木があった。狭い路地の長屋のような家なのに、大樹があるなんて羨ましい。

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森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

 懐かしい地名が・・・。

松屋町筋に兄弟会社がお菓子の問屋をしていて、その裏側に事務所、上町筋に向かって技術部、工場が点在する会社に足かけ8年間勤めていました。
退社の2~3年前には奈良(大和郡山?)にも工場が出来、竣工式に行った記憶が蘇ってきました。

近くの空堀商店街は私たち事務員の買い物場でした。

心斎橋や南などもごく近場でした。

写真を拝見して、見たことあるような・・・?と考えているときに上記のことを思い出しました。

これだけ近いと、落ち葉で雨どいの手入れが大変そうですね。
雨水が幹を伝って家の中にも入ってきそうです。
手間がかかりそうですが、愛着があって残したのでしょうか。
家主さんのこだわりの様な物を感じますね。

そういえば以前、山仕事の先輩が現場に小屋を作る時、地形をうまく利用して建てていたのを思い出しました。
理屈しか考えない私が作ると、地形を無視した粗末な小屋しか出来ないのでした。(筋交いを伝って雨漏りが。)

 地形で思い出しましたが、あの辺りは傾斜が大きく、東西、南北の道路一本の違いで2階程度の高低差がありました。

私たちの事務所の裏から2階ほど降りたところに松屋町筋の兄弟会社のお店がありました。その中間には倉庫と社員の休憩室が、と言う具合です。

近くの通りの背中合わせに建っている建物は、殆どが一方の1階がもう一方の2階、3階と言う感じでした。

花姥さんは、松屋町にも縁がありましたか。
空堀商店街は、結構今は注目のポイントになっています。町の再生という点で。あの当たりの長屋に好んで住む若者が増えてきたので。
大樹の家もそうだけど、まだ古い家が多くて空き家もよく見かけました。借りられるものなら住んでみたい。

TAKAさんもいうとおり、雨樋の手入れは大変だし、メンテも手間がかかりそうですが、家の中に木の幹があるのは楽しそう…。

 家の中の幹は、どんな顔をして存在しているのでしょうね。

想像しただけでワクワクします。

空堀商店街のことでしょうか。

懐かしいですね。大阪で修行時代に通っていました。10階建てのビル建設でした。

暇があったら、自分の関わった建物をぶらりと訪れてみたいものです。

初めての仕事の帝塚山のPLOTという建物はどうなったかなあ?道頓堀のビルは?

建築をやっているとこんな楽しみもあるんです。

田中さんの経歴を拝見しますと、静大を卒業されているとのことですが、演習とかをやったのでしょうか。私の町(現川根本町、旧中川根町)には静大の演習林があります。お見えになった(失礼しました。演習をされた)ことがありますか?ローカル話題になっているので、いいかな?と思ってお尋ねします。個人的なことですいません。

海杉さんも谷町筋の空堀商店街に縁があるとは。ローカル話題コーナーも必要かも(笑)。

さて、中川根町は、合併したのですね。こちらの演習林には1週間くらい泊り込んだかなあ。それから卒論用に野生のニホンカモシカを追いかけて雪の山籠もりした思い出もあります。3日か4日山の中を歩いて、一度目撃しただけでした。ワサビ田から1枚葉をいただいて食べました(^^;)。懐かしいなあ。

なんか、あまりにローカルでかなり私的になってしまいますが・・・。
そうですか、わが町にいらっしゃったことがあったのですか。ちなみに、静大演習林の入り口(山犬段)にあった山小屋は平成6年に建て直しされました。確か、6寸のヒノキ柱が4本据えてあると思いました。でも、なぜか塗装してある。ラッカー系だった気がする。
また、山犬段から演習林への導入路の逆側(蕎麦粒山)へのハイカーがめっちゃ増えて、コースのブナ等の根っこが露出してきています。何か対策を考えています。
あと、大札山から山犬段までの南赤石林道はその法面掘削により露呈したタービタイトが一部の学者の注目を集め始めています。垂直になった地層は大変珍しいそうです。
静大演習林のホーキ薙は、崩れが拡大して、地産工事に入るそうです。測量が始まっています。どうなることやら。
食されたワサビの葉っぱは、演習林への行く途中にある集落「尾呂久保」に居住する土屋鉄郎さんが作っているものだと思います。カモシカと闘いながら今でも作っているはずです。この方は、今年の全国茶品評会で1等4席に入りました。森林組合の労務も行っている名前のとおりの鉄人です。キャスターの草野さんみたいな方です。
このブログを見ている人たちには、全く関係のない話ですいませんでした。主催者が懐かしがっていただけるかも?と思ってコメントしてしまいました。

充分、懐かしいです(笑)。
あの秘境っぽい山も変貌を遂げていますか。

演習林に1週間こもると、その間女性の姿を見ていないので、帰りのバス内で最初に見る女性はどこだ、と盛り上がったのを覚えています(^^;)。

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