富士山と割り箸
日は、静岡から女子大生が来生駒。割り箸を卒論のテーマにしたということで、昨日から下市町を訪れ割り箸の現場の声を聞いて回り、今日は私からの聞き取り。
昨日に続いての被取材である。しかも女子大生(^o^)。残念ながら雨なので、駅前の百貨店の喫茶店に入ったが、約3時間粘る。
彼女は、中国の箸文化との比較という観点から捉えており、なかなかよく調べている。学生らしい気負い?も感じられるが、文献ばかりでなく現場を歩くことで目覚めた面もあるようだ。もともと原付バイクで旅したり、中国に通ったりと、なかなかの行動派である。
まだ書き上げてない卒論だが、おそらく割り箸についてまとめたものととしては、貴重な記録になるだろう。だいたい割り箸に焦点を絞った書籍は、拙著『割り箸はもったいない?』しかないわけで、割り箸に関する研究論文だって、ほかにはほぼ存在しないのだ。
ちなみに静岡は私の過ごした町でもあるので、こちらの話でも盛り上がる。富士山はやっぱり見ほれるねえ~今が一番きれいに見えるねえ~、三保から見た富士山は最高だよ、と富士山談義に脱線。
(それに影響されたわけではない…はずだが、本ブログのテンプレートも富士山に変えました。)
話が終わってから遅い昼食がてらに、お寿司を食べに行く。別れる前に、二人で記念撮影。ウフフフ。
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連日の取材攻勢、楽しそうですね。
昨夜NHKで"富山砺波市の屋敷林"が放送されていました。
時間帯から見て、再放送かな?と思いますが、「木々から出るある種の薫りが人をリラックスさせる効果がある。」と言うような内容でした。
「森林総研」の方が出ておられました。
上の放送と言い、若い学生さんの研究と言い、森林、木にとっていい方向に進んで行くのではないでしょうか?
勿論それが取りも直さず人にとってもよいこととなると思います。
投稿: 花姥 | 2007/12/24 20:56
取材を受けるのが楽しいというより、女性と話せたことを楽しんだオジサンです(笑)
森林総研では、最近、そうした「緑の効用」、いわゆる森林セラピーの研究が進んでいます。これまで目に見えなかった感覚だけの効用を科学的に証明しようということでしょうか。
ともあれ、様々な分野の研究は行われているので、それをいかに活かすか、という点も考えないと、単に研究室・論文誌に眠らせないようにしたいですね。
投稿: 田中淳夫 | 2007/12/25 01:35