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森と林業の本

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2007/12/24

お馬鹿番組に抗議を

フジテレビの新春隠し芸大会で、お馬鹿な番組をやるようだ。

新春かくし芸「チェーンソーショー~切れ味のいい女たち
http://wwwz.fujitv.co.jp/ichioshi07/080101kaku/west_05.html

見ていただいたらわかるとおり、タレントにチェンソーを使った危険な芸に挑戦させるもの。人の頭の上にリンゴを乗せてチェンソーで切るとか、口に加えた鉛筆を切るとか、極めて下劣な番組だ。素直にチェンソーアートでもさせたのなら、素晴らしかったのに、なぜ危険な方向に持っていこうとするのか。

チェンソーアートでは、いかに安全にチェンソーを取り扱うかと腐心している。そのために安全意識の普及や安全マニュアルづくりを急いでいるというのに、テレビがチェンソーをオモチャにして見せてはたまらない。真似するお馬鹿が現れる可能性だって捨てきれない。そして事故がおきれば、チェンソーアート全体まで批判されるだろう。

ことはチェンソーアートだけではない。チェンソーを日常から仕事で扱う林業関係者にとっても、仕事道具の危険さを弄ぶような番組が公開されるのは、由々しき事態だと思う。

即効で抗議のメールを送った。もし同じ問題意識を持たれた方がいたら、どんどん抗議メールを送ってほしい。幸い?テレビ局のホームページでは、いたるところからメールを送れるようになっている。「放送倫理・番組向上機構(BPO、放送倫理機構)」というところもある。

http://wwwz.fujitv.co.jp/ichioshi07/080101kaku/index2.html

http://www.fujitv.co.jp/index.html

http://www.fujitv.co.jp/index.html

http://www.bpo.gr.jp/

全国のチェソー所有者の皆さん、大いに声を上げよう。放送日は近い。

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コメント

NHKや他の民放、紙媒体もだめもとで
タレこみではないですが、こんな番組おかしい!
と報道番組にメール出してもいいかも?

基本的になかった事にしかねないのが民放の
番組への抗議メールですから・・・

いろいろ試してみます。とにかく多くの人が声を上げることです。

実は、この番組はやらせでした、本当にチェンソー使っていませんでした…なんてオチつけないだろうなあ。もを撮影は終わっているだろうけど。

とりあえず、BPOにメールしました。
他の報道機関にも出して見ますね。

ありがとうございます。
私も負けずに送らねば。みんなの声がどれほどの力となるか……となると、本当に放送するか、当日チェックしなくちゃならないな。これで視聴率上がったりして(笑)。

いま、別のところに抗議メールを送ろうとフジテレビの該当ページを見ようとすると、すでに無くなっていました。
それが放送中止に結びつくかどうかはまだわかりませんが、とりあえず抗議行動の影響はあったものと考えられます。

さて……?

>フジのHPから無くなっていた

 おお!確かに!!これはもしかしたら?

 でも、無かった事にしての「沈静化」を
フジTVが目論んでいるのなら・・・
さて、これ以上の「炎上」はしないほうが
いいかな?
(2chが嗅ぎ付けているかどうかで、HP炎上などどうなるか判らないですね・・)

まだ「隠し芸大会」の演目からは「チェーンソーショー」は消えていないようだから、丸ごとカットではなく、人の頭の上のシーンなどを編集して放映する気ですかね? おそらく今頃制作者たちは会議を開いてバタバタと走り回っているに違いない(笑)。

でも局としては、放映してから抗議が殺到するより、事前に指摘される方がよほどよいはずです。ここでも危機管理能力が問われます。

フジテレビ続報です。
どうやらそのまま放映する気だそうです。ただ安全に関するテロップを流すことと、チェンソーのメーカー名などを隠すことでお茶を濁すらしい。
少なくても人体にチェンソーバーを向けているシーンを外さなければ納得できる代物ではありません。皆さんの一層の抗議を。

すごいことをしてくれたなあ!というのが感想です。

海杉は、この芸に関して法的に問題があるのではと考えます。

海杉の考えでは、安全対策十分にとっているのか、疑問が残るところです。あくまで、業務としてチェンソーを使用しているのですから労働基準監督署は、立ち入り調査を求めるべきです。

1.使用時間の1日2時間は、守られていたか。
2.使用しているチェンソーにチェンストッパーの装着の確認をしているか。
3.安全講習実施の有無。
4.チェンソー取扱資格者証の取得の有無。

以上のようなことをどこに問い合わせればよいのか海杉自体は、知りませんが、この作業自体、完全な業務だと認識しています。

「頭の上のリンゴ」をチェンソーで切ろうとしている写真を見る限り、安全基準に違反しているのは明白ですね。このシチュエーションでは、どんなに指導者がついていても一触即発の事故は起こり得たでしょう。

まずフジテレビに上記の対策を取っていたのか問い合わせるのが筋でしょうが、チェンソー協会もしっかりしてほしい。メーカー名が出なければいい、なんてセコイ妥協はいけません。

それにしても、なぜ真っ当に丸太や氷塊をチェンソーアートするという「隠し芸」にしなかったのか……。

>問題点

 あの写真は「スタジオ」内でしたよね?
あれは「消防法」違反にならないのででしょうか?

 城所さんは「うたばん」では「消防法」のため
「電気チェンソー」で実演せざるをえなかったそうです。

 このへんも「あやしい」点ですね。

最新情報。

チェンソーメーカーのゼノアからもフジテレビに放映中止要請が送られたようですよ。

さて、どう出るか?

こんばんは

こちらの記事を読んで、腰を抜かしかけました。
法の解釈や安全基準という前に、「刃物(の刃先)を他人に向けてはいけない」という、基礎教養すら無いことが問題だと思います。
ざっと番組の無いようも確認しましたが、当該シーンだけは放送させちゃならんと思います。

抗議運動で当該シーンを削除できても、フジテレビは「あるある大辞典」と同様に、「製作会社がやった事だから」と逃げを打つでしょうが、当面の目標は当該シーンの削除ですね。
微力ながら、抗議文を贈っておきました。

ただ、気になるのがカービング界の動きかなぁ。bookmarkしてあるカーバーさんのサイトで、この問題を取り上げているのって、私が知る限り「出来杉計画」さんとこだけです。
「祭り」や「炎上」を望む訳ではありませんが、温度差が著しいかなぁっと。

12/30に、かくし芸関係の番組がありますよね。
当日の番組の詳細がわかるかなって思ってます。
見るのはしゃくだけど、見て何かあったら即抗議の連絡を入れようかなと思ってます。

12/30フジテレビ「かくし芸大会への道!ひと足お先に裏側SP」12:00~13:00

この放映でチェンソー関係がもしあって、(トリだとどうなんだろう)
反響が何もなければ、先方は安心してしまうかもしれないから・・

番宣番組をチェックして、動向を伺うのはグッドアイデアですね。(ただ時間的に変更がきくだろうか……)

私は、何も番組全体を潰したいと思っていません。あくまで「チェンソーを人に向けるシーン」を外すべきだと主張しています。それでも番組を盛り上げて見せるのが、プロの意地のはず。
私自身は、野放図な抗議行動がもたらすマスコミの萎縮を心配しているのですが、この件に関しては譲れない一線があると思います。

「刃物(の刃先)を他人に向けてはいけない」
そうなんですよね・・
そんなことがわからない、テレビ会社を動かすためには、やはり法とか、安全とかで
示すしかないのかなと思います。
ため息ついちゃいますね。

問題のあるシーンを外してもらうには、何が問題かをわかってもらわなければ。
板に字を彫るとか、そういうシーンは私も少し見てみたいです。

でもほんと、干支のねずみを彫り上げるとかにすれば、ずっとよかっただろうに…
残念ですね。

 おはようございます。
遅蒔きながら、こちらの記事をブログに書かせていただき、協力を呼びかけました。
勿論、抗議のメールも送りました。
テレビの影響は最近、善悪しを問わず何かにつけて大きくなりました。それだけに自覚を持って番組づくりに取り組んで欲しいものですね。
事前のチェックは、今後も欠かせないものとなりそうです。
情報をありがとうございました。

ありがとうございます。

今のところの情報では、「頭の上にリンゴ」のシーンは、カットすることにした……というものです。実際にどこまで編集したかのはわかりませんが、さすがに抗議の広がりを無視できなくなったのでしょうね。

なお関西地域では、今日の番宣はありませんでした。代わりに「のだめカンタービレ」の再放送があり、これでクラシック音楽を堪能しました(^^;)が、本番がどんな番組になるのか探れなかった。

新年の挨拶を申し上げます.

さて,件の番組は番宣も含めてなにも見ていないのでよくわからない(WWWもnot found)のですが,もしかしたら1/19公開の映画「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」(原作は小説.角川文庫版があります)とのタイアップではないか?と考えてしまいました.

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」については何も知らないので検索して粗筋程度を確認しました。チェーンソー男と戦う美少女…。

フィクションの世界までに抗議をするつもりはありませんが、結局チェンソーは危険な道具・武器という記号として扱われているようです。「13日の金曜日」から一歩も進んでいないイメージだなあ。

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