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2008/01/19

国産割り箸の売り方

京都の木づかいに関するシンポジウムに出かけた。

正直言って、パネラーの話はイマイチで眠かったのだが、最後の一人は面白かった。元百貨店の営業担当で、環境貢献部門にもいたM氏である。実は、彼は知り合いで、丹波で開いた森林ビジネス塾の講師にもなってもらっている。彼が出るから覗いてみようと思ったのである。

で、何に注目したかというと、割り箸についてかなり言及したことだ。
コンビニで買える木材商品と言えば、割り箸と爪楊枝くらいであることから始まった。

そして国産割り箸20膳198円、中国割り箸も同じく20膳98円。(おそらくエゾマツ製の天削だろう。) 見た目は形も同じで中国製の方が白くて美しくさえある。しかもパッケージまでほとんど同じ。わずかに裏を返してみると、小さく「国産」と「made in China」とあるのが違いと言えば違い。

これで国産割り箸を買ってもらおうとしても無理、というのだ。差別化を計らず、値段だけ倍では買えるわけない。

これに「森を守る割り箸」だとか書込み、国産であることもよくわかるようにする。どうせなら企業とタイアップして、箸袋に企業名をのせて、お金を出してもらえば価格も下げられる。
あまりにも国産木製品は、売り方が下手くそすぎて、消費者の側に立っていない。

……我が意を得たり、である。すでに本プログで主張してきたことばかり。

この一点で私は満足したのである(笑)。

が、まだ注目すべき主張があった。これについてはまた。

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コメント

「国産」と大きく表示するとともに、「奈良県産」とか「吉野産」とかを大きく表示することは大切だと思います。少なくとも、その地域の人は買うでしょうし、県民意識や地元意識は根強いと思います。

そうですね。より具体的な地域名を記すことで、共感を得やすくなるでしょう。
ほかにも「匂いがいいでしょう」とか「肌触りが独特」とか、とにかく外国産と差別化できる言葉を記さないと。最近は、日本産そっくりの外国産も多いのだから、そのままでは区別がつかない。

昔は「made in japan」が世界に誇れ、自分たちもそれを選択していたように思いますが・・・。今は探す方が大変のように思います。
消費者が、また選択できるように大きく産地表示をしてもらいたいものです。
それと、三重県の多気にあるミニストップに、なぜか吉野産割り箸が置いてあります。中国産の横に少し高いですが。どんどん売れることを願わずに入られません。

割り箸だけでなく、様々な製品(商品)に「国産」(産地)を大々的に表示して欲しいものです。有名な観光地の土産物の木製品や竹製品も国外産のものが沢山売られているみたいでがっかりしていたところでした。
国産の表示があれば、そのような場所でわざわざ外国産の製品を買っていく人はいないと思います。
でも、広めていくには、いろいろな人の協力が必要ですね。

ミニストップの割り箸も、なぜ高いのか、なぜ国産なのか、明確に示さないと、なかなか買われないでしょうね。

また割り箸も土産物も、完全に地元(国産品)だけにすると、とても需要に応えきれないという問題もある。観光地の土産物売り場から外国産を排除すると、ほとんどの棚は空っぽになりますよ。

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