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森と林業と田舎の本

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2008/02/25

若い人の田舎暮らし

昨日は、奈良町で学生が活躍している例を紹介したが、今日はまた別の若い人。

森林の仕事ガイダンス」(奈良)では、意外なことに若い人の姿をたくさん見た。東京では少なかったように思うのだが。中には大学生もいるらしい。
実は、先の京都の田舎暮らしセミナーでも、数人の若者がいた。聞けば学生だという人が何人かいた。

田舎暮らしとか、それに関連して「緑の雇用」で山仕事を考えるのは中高年が多いというのに、それとは別に若者の希望者もたしかにいる。

でも、その中身と言えば……奈良のガイダンスを担当した某によると、「使いものにならない」ような人が多いという。山の仕事の中身も知らず、理念先行型である。林業は地球環境を守る仕事! と思い込んだタイプか。
京都でもそうだった。なんでその年で田舎暮らしを考えているの? と私が聞きたくなるのだが、それでもしっかり田舎社会を見据えているならともかく、どちらかといえば田舎の暮らしのイメージ先行型だろう。

私の見てきたところでは、山や森林はたいして興味のない、むしろ職場の一つと考えている暴走族上がり?のようなタイプの方が長持ちしている。

今後、田舎暮らし≒山仕事希望者は、リタイヤ期周辺の中高年と、学生上がりに二極化するかもしれない。本当にほしい体力と知恵を持って田舎を救えるような人材は少ない。

ちなみに私も、某氏に「私も山仕事できるでしょうか……」と言ってみると、「年齢が高すぎます」と断られた(笑)。仕事内容も怖いしきついし怒鳴られると聞いてヤメトコ、となった小心者です。

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