森林の仕事ガイダンス・東京
本当なら、出来杉計画ブログで報告されるべきなんだろうけど、肝心の出来杉くんが東京の上、プログがお休み中なので、私から報告しておこう。
実は東京で少し覗いたのが、秋葉原で開かれた「森林の仕事ガイダンス」。緑の雇用事業の募集である。
私は2月1日の始まり直前に顔を出しただけなので全体の雰囲気はわからないが、オープン前から行列ができていた。やっぱり東京は人が多いな、と思った(^o^)。でも、始まる前に会場内に入ってしまったので、みんなが一斉に入場するところを内側から眺めるようになった。やはり高齢者が多いが、そこそこ若者・壮年層もいる。一人若い女性がいた。
でも、以前大阪のガイダンスを覗いた時に比べると、なんだかこじんまりしている気もする。各森林組合のブースが少ない?
その点は判断がつかないが、そろそろ「緑の雇用事業」もオシマイに近づいてきた気がする。景気が一応は回復基調であるほか、そろそろ新鮮味が薄れてきたのである。就職も流行だからね。
ところで出来杉クンのチェンソーアート実演は、こんなところでやっていた。
ガラスケース…じゃない、ガラスの部屋が野外に作られているのだ。これまで室内でやるには消防法だかで、エンジンつきチェンソーが使えず、電動チェンソーだったが、それでは馬力不足。それに音や排気ガスもこもる。
そこで野外でやるようにしたのだろう。私はスタート直後に去ってしまったので、どんな作品を作ったかは知らないけど、たくさん見本が並んでいた。
いっそ、チェンソーアート就職コーナーを作ってみたらどうかな? 技能研修を助成して、山村にはアーティストとして居住受入れ窓口を作る。そして山村でしかできないアートをやるように要請する。そして山村の仕事ガイダンスをやってほしい(^o^)。
« 修善寺温泉 | トップページ | オリンピックに割り箸を »
「林業・林産業」カテゴリの記事
- トランプは森のラストベルトを救うか(2025.03.14)
- 林業機械に林業3原則を植え付けろ!(2025.03.10)
- トランプ、木材にも関税か(2025.03.04)
- 見えないカルテルが、木材価格を下げる(2025.01.13)
- 理想の林業~台湾の公有林がFSC取得(2024.12.27)
田中さん、ブログで取り上げて頂きありがとうございます。
チェンソーアートの実演は、もっとお客さんを誘導するような「仕掛け」がないとちょっと厳しいかな、って感じでした。
肝心のガイダンスですが、これがこれがなかんか盛況で。
ブースの数は東京は去年と同じくらいかな。
でも相談者の数は去年よりも2割はアップしたと思います。
このガイダンスは福岡、仙台、大阪、東京と開かれたんですが、前年を上回ったのは東京だけだったと思います。
じゃあ、相談者は減ったのかと言うとそうではなく、今年から各県単位で小さなガイダンスが開かれていて、そこでも50〜200人の相談者があったそうです。
緑の雇用で採用された人が、そのまま雇用されるかという問題も制度的には少しだけ改善されるようです。
緑の雇用まだまだ死なず、といったところでしょうか。
というか、僕的にはもっと続いてもらってまたガイダンスに呼んでもらいたいです!
投稿: でき杉 | 2008/02/04 00:20
チェンソーアート実演、ご苦労さまでした。
外でやるのだから、いっそガラスの壁もなくして轟音響かせて生で見せた方がよかったかもしれませんね。
そうか、ガイダンスの参加者は増えていますか。国も、「緑の雇用事業」を続けるつもりなんですね。
でも、その前に改善すべきことがいっぱいありそうだなあ。
投稿: 田中淳夫 | 2008/02/04 10:47
ざんねん~!
開催を知らなかったので、他に遊びに行っていました。
前もってお知らせ頂ければ嬉しいです。
「緑の雇用事業」をお気に入りに登録しましたが。
今度開催されるときは、是非お知らせ下さい。
お願いします。
投稿: 花姥 | 2008/02/04 19:33
私も出来杉計画を見て知ったんですよ。
たまたまその日に東京で仕事が入ったので覗きに行きました。
秋葉原だから、メイド喫茶にも行きたかったのだけど(笑)、時間がなかった。
投稿: 田中淳夫 | 2008/02/04 23:39