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森と林業の本

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2008/02/15

水車の力

これは、私の地元・生駒山の水車である。

007                                              棚田地帯を流れる小川に作られた。
水が流れず水車が回転していないのは、雪が降って水がついたまま凍るとやっかいだから。

この水車計画は、この棚田地帯に永く通っているNPOのアイデアである。それを市議会議長が推進していたが、昨年逮捕されてしまった。

そこで計画も水に流れたかと思われたが、なんと地元が立ち上がって援助なしで作ってしまった。みんなから寄付を集め、NPOのメンバーが設計し、材料を調達し、それをまた地元の大工が仕上げた。そして設置。軸受けはコンクリートだし、結構大きな工事だったようである。
今後は発電機も作って備えようと計画されている。2mの落差で水力発電し、その電気でイノシシ避けの電気柵を設置しよう、水車を見学する遊歩道を棚田の中に敷こう、というところまで話は進んでいるようだ。そうなれば、生駒山のハイキングコースも大きく変わるだろう。

なかなかの進展ではないか。これまでよそ者のNPOが主導しているイメージがあったが、いよいよ地元の動きだした。こうなれば、相乗効果でより大きなこともできる。下手に行政が関わらなかったことがよかったのかもしれない。こうした例は、実は少ない。

「水車の力」とは、水の力ではなく、水車を作ろうとする力、その魅力のことである。

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コメント

ところで、貴著すべての総インデックスがあればと願うのですが。

ブログだけで有料公開されるかしてですね。

用語を単純に解説するのではなくて、
たとえば゜「水車の力」がどのような前後関係の中で用いられているのかが分かるような編集でです。

そのためには用語を含め1~2行の転記が必要になるでしょうね。

ご検討、よろしくお願いします。

う~ん、誰か作ってください(^^;)。

このプログ内の検索は、右手上部にある窓からできますよ。

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