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2008/02/21

住居のない田舎暮らし

先日の田舎暮らしセミナーに出席した人からメールが来た。

そこでセミナーの感想が書かれているのだが、ちょっとあきれたというか、驚いたのは、誘致する側が、「うちの田舎には、住宅や土地を売ったり貸してくれる人はいない」と言われたと記してあったことだ。

私も講演で、田舎で住居を得る難しさを説明したし、その点をクリアしないとIターン希望者を迎え入れられませんよ、と訴えたのだが、その後の交流会?で、そんな発言が出たのでは困ってしまう。

少なくても会場に来ているのは、誘致しようと思っている人々のはずなのだが、「住居を得られない」といった時点で、もうオシマイではないか。少なくても、「私がなんとか努力する」くらいは言わないと。
それとも、もともと誘致する気はなくて、行政とのおつきあい出席だったのか。

田舎暮らしの最低条件は、住居、次に収入源である。実はみんなが心配する近所づきあいは、その後に来る小さな悩みにすぎない。

そういえば別の場で、すでにIターンで田舎に来ている人から、不在化している地主の土地や農地を、税金などの面から半ば圧力掛けて手放させる方法はないか、という提案をしつこくしている人がいた。それは法的には難しいだろう、と応えざるを得なかったが、しかし、そう思ってしまう状況があるんだろうなあ。

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地域・田舎暮らし」カテゴリの記事

コメント

田舎者の立場から見ると
田舎に興味のある人に暮らしてもらうのは大方歓迎である。
しかし一方で、お付き合いの出来なさそうな人には村には来て欲しくない。という気持ちもある。
個人的にお話した結果「この人とは良いお付き合いができるか疑問だ」と判断すれば私でも
「あなたには土地や家屋を提供できない」と言ってしまうでしょうね。
Iターン希望者にとっては近所づきあいは小さな問題でも、受け入れ側の 特に「うちの田舎には、住宅や土地を売ったり貸してくれる人はいない」と言った人にとっては近所づきあいはとても大きな心配の種だったのではないでしょうか。
誘致する側は多少の警戒心を抱えている筈です。その警戒心を解きほぐすきっかけや具体策が無いとIターンは実現できないと私は思います。
もっとも 不特定多数を相手した場合に「土地や家屋を提供できない」という発言はもちろん問題がありますね。

あまり詳しく状況を説明しませんでしたが、その場は田舎に誘致するための相談会みたいなものです。だから出席者は、地域を代表して誘致を推進する立場の人です。その人が特定の個人に「(貴方には)家も土地も売らない」と言ったのではなく、誰だって手に入らないよ、と宣言したのに等しいのです。

気に食わない人に、貸したり売ったりしないのは当たり前。都会でもそうですから。
田舎での近所づきあいを心配している田舎暮らし希望者は、非常に多いです。でも、つきあいを始めようにも、住めないのではどうにもならないですね。

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