国語の問題文の基準
昨日とは一転しての自慢モード。(読む人は気をつけてください。)
今日も、拙著の文章を元にした問題を収録した問題集を発行する許諾願が届いた。
そこに、どのような基準で国語の問題文を選んでいるかの記述があった。
・中学生の自己形成にプラスとなるもの
・内容・表現等の質が高く、生徒に感動を与え得るもの
・中学生の関心や問題意識を喚起し、論理的な思考力を養い得るもの
えへん( ̄^ ̄)。拙文は、それに合致するというわけだ。
悪い気はしないなあ。
いよいよ「てにはを」の使い方に気をつけよう…。
私は、この仕事に就いた最初の頃、文学的かどうかはともかく、徹底的に「読みやすい文章」「理解しやすい文章」「読者を引きつける構成」にこだわって研究し、修業した。自分で自分用の文章注意ポイントを作成したりもした。多少は報われたのかも。
今日も、娘の作文を目にして、内容よりも出だしのつかみの書き方を説教しちまったよ。
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コメント
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こんばんは
お嬢さんが羨ましい~。
大事な3原則、これが出来れば苦労はないんですが・・・。
やはりそれなりに、ご研究、ご修行の成果なんですね。
投稿: 花姥 | 2008/02/28 00:39
はじめまして。
大阪の某木材会社で営業をしている25歳(女)です。
田中さんと同じく?大学で森林学を学び、そのまま今の会社に入りました。
大学の時から環境問題に関心があり、NPOとかいろいろやってきましたが、最近はさっぱりです。
マイ箸も戸棚にしまったままになってるし。
木材業界に浸かってしまいつつある最近、もっといろんなことを知りたいとインターネットを見ていてこのブログにたどり着きました。
いろいろと勉強になります。
またちょくちょくお邪魔しますね。
投稿: tate165 | 2008/02/28 00:46
追記
マイ箸ですが、木材の勉強をして、またその業界で仕事をしていると、賛否両論いろいろと聞きます。
何が正しいか分からなくなってきました。
だから戸棚にしまったのかな…。
今度、「割り箸はもったいない?」を読んで勉強させて頂きます!
投稿: tate165 | 2008/02/28 00:56
確かに読みやすい文章です。
短めで、たたみかけるようなリズムにすすすっと分かりやすいですね。
かなりなスピードで作稿されるんでしょうね?
文章の先生はどなたですか。
一人ではないのかもしれませんね・・・
投稿: 岩井拓実 | 2008/02/28 05:36
通常の親だと、作文の内容を気にするのでしょうが、私は…(笑)。誤字も発見して指摘してやった。娘も慣れっこです。
tate165さん、はじめまして。最近は森林学かもしれませんね。私の頃は林学。この言葉で歳の差を感じる(^^;)。木材業界のこと、教えてください。こちらが勉強したいくらいです。
ちなみに私は遅筆ですよ。だから年に1冊、出版できるかできないか、です。
投稿: 田中淳夫 | 2008/02/28 09:59