ゴルフブーム?
今は、ゴルフブームなのだろうか?
女子ゴルフに若いスタープレイヤーが次々と現れ、今度は男子にも若干16歳の新星が登場し、盛り上がっている。
娘をトップ・プロゴルファーに仕立てた横峰某氏は、今や国会議員。彼はゴルフがうまいわけでも好きなわけでもなかったらしいのだが、女子が社会でのし上がるにはゴルフが最適と考えて特訓したという。つまり、ゴルフはブルジュアジーのスポーツだという考え方自体が消えている。
で、何を書きたいのかというと、拙HPの「ゴルフ場は自然がいっぱい」を読んでくれた人からメールが来たからだ。
かつてゴルフ場建設は自然破壊という声が高い中、その真偽を検証するというスタンスで臨んだこの作品、残念ながら出版に至らなかった。すでにバブル崩壊後はゴルフブームが去り、同時に反ゴルフブームも消えたからだ。
ところが実は、このコーナー、結構ヒット数が多く、続きが読みたいという声がたくさん来る。途中までしかアップしていないからだ。今回は、ゴルフ関係者からである。またゴルフ場のグリーンギーパーの研修に、このHPの内容が使われたという話も伝えられた。
そこで改めて読み返したのだが、ちょっと趣が違う。世相と合わなくなっている。世の中、ゴルフ批判を検証する前に、今や世間にはゴルフ批判なんかあったの? と言わんばかりなのだ。
「大衆を味方に付ける」べき反ゴルフ運動家も、今は困っているだろう。世の中、環境問題が何かと取り上げられているのに、ゴルフは流行るんだから。
ゴルフ業界側も、ゴルフ場によって自然を守り、CO2を吸収することができると訴えたらどうだろう。批判に応えるという受け身ではなく、積極的にゴルフ場の価値を表に出すのだ。そこに新しい読者が待っていてくれないだろうか。
そこで青少年のゴルフ愛好家のための、ゴルフ場環境読本という形なら出版できないかなあ。ゴルフ場の自然とその歴史についても学ぶことができるではないか。
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