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2008/03/28

西川峰子とAMAワゴン

西川峰子が離婚するそうだ。

……こう見えても、ワイドショーをよく見ているから、芸能界にも詳しいのです(笑)。

西川峰子と言えば、隠岐の海士町の観光協会の人と結婚して、隠岐に移住したことで知られている。その後夫は、町会議員になったが、昨年任期満了で辞任。再選を望まず、どうしたことか隠岐を出て東京に移り住んだ。たしかバーの経営を始めたのかな。

そんな話を島根に行った際にしていたので、今回の離婚騒動に少し驚き。

私も海士町に行った際に西川峰子にすれ違ったことがある。彼女は、東京と隠岐を通う2地域居住を実践していたが、それが昨年破れ、さらに結婚にも破れ……。

理由は定かではないが、2地域居住が難しいことを証明した形になる。ただ東京に一緒に住んでから別れた理由は知らない(^^;)よ。

実は、この海士町では、今ものすごいことが起きている。
IUターンが140人を越しているそうだ。人口が2500人ほどの島に。それも若者が多い。なぜだ! と思う方は、サイドバーにある「離島発 生き残るための10の戦略」をお読みになったらよいと思うが、直接若者が海士町に渡りだしたきっかけは、東京の学生が、バスを仕立てて隠岐を訪ねるツアー「AMAワゴン」を始めたからだ。
このツアー後、改めて島を訪ねたり、移り住んだり、さらに口コミで人を呼び込んだりした成果が、新しい定住者たちなのだ。そして彼らは,次々と起業している。

実は、私が島根で会ってきたのは、このAMAワゴンを主催している学生。学生ベンチャーである。彼は、若者による2地域居住を提案していた。

なるほど、若者による、というところが気に入った。リタイヤ組の2地域居住は、いろいろ問題があるのだが、若者ならちょっと面白い。

一生、そこに住むとは言えない。しかし、過疎地にもっとも欠けている世代(20~30代)がやってきて、何かを始める効果はあるかもしれない。定住しなくても、若い姿を地域に見せるだけでも効果的だ。いずれ去っていくとしても、それはまた次の人を呼び込むきっかけにもなる。播いた種は何か育つだろう。

また、訪ねてみようかな。イワガキ、食べたいしな。

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