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森と林業の本

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2008/04/13

菜の花まつり

今日は、菜の花まつりの取材……。

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といっても、場所は生駒の棚田地帯で、自宅から車で5分。実はまつりを取材するつもりはなく、主催しているNPOの取材なのだが、時期的にちょうどこのイベントがあったわけ。

菜の花というのは、菜種油を絞って、その廃油をバイオディーゼルして……という循環を目指すもので、実は生協の申し出によって実施したそうだ。そして折々にまつりを開く。

今日は200人あまりの来訪者がいて、太鼓にオカリナにハーモニカの演奏もあり、さらに山菜の天ぷらなども供された。イベントとしては成功だろう。

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ただ、裏を聞くと大変(^^;)。

まず菜の花を栽培しても、そのまま油が取れるわけではない。花のきれいな品種と油が取れる品種は違う。そして油がとれても人の身体にいいかどうか別で、健康に害する成分を含まない菜の花品種でなけゃならぬ。ところがそれは東北の品種で、門外不出とか…。ようやく手に入れたら、F1で来年度以降は自家播種ができない。

そして搾油もどこでもできるわけではなく、専門家にお願いしなければならない。

そして生協も、必ずしも廃油を集めているわけではないし、循環というにはほど遠いのだ。

ま、それでも硬いことはいうまい。とりあえず春の日に満開の菜の花を見つつ、みんなが楽しんでいるのだ。私も、車で5分でここに来れる環境を喜んでおこう。

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コメント

そうそう。

あまり役立ち男ぶりばっかりPRするより、疲れ気味ながら身体は移動しているシーンを見てもらうのが・・・適期のこともあるわよ、って微笑んでる大人の女性が護ってくれてますョ・・・

(このコメントは、「取材抜きの執筆」の続きね。)

疲れ気味で、身体も思うように立たない、動かない……(笑)。あかんわ。


初めまして、秋田からコメントを入れます。

秋田県内では、菜の花を地産地消型のバイオ燃料として地域再生に取り組んでいます。もちろん、まだまだ課題は多いようですが産学官が連携をすることで克服しようとしています。

ようこそ。
秋田は、バイオに熱心のようですね。新しい品種づくりも乗り出しているようだし。

いろいろ情報寄せてください。

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