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森と林業の本

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2008/04/15

緑の羽根

今朝、NHKの「おはよう日本」をみていたら、登場するアナウンサーや解説者など、みんなが胸に「緑の羽根」を付けていた。

これ、緑の募金の印である。昔は、緑の羽根募金だったかな。

まだ、続いているんだ、というのが率直な思い(笑)。

私の子供のときからあったのを覚えている。小学校で募金運動をしていたのだ。
これこれスギの子、起きなさい、なんて歌もあった。

そう、緑の羽根は、植林のための基金集めだった。戦後の大造林時代である。林業推進のための募金だったのだ。
それが今は、緑化基金になっているのかな。少し調べると、主催は国土緑化推進機構になっていた。毎年23~24億円は集めている。でも、昔ほど学校など一般から集めていないのではないか。奉加帳回しているのかなあ。
使い道は、緑化工事など幅広くなっている。海外の緑化にも回っているらしい。まあ、天下り団体の人件費や経費に費やされていないことを望む。

緑化募金が悪いというわけではない。しかし、一度作った制度は、役割を終えてもなくならない、趣旨を変えて存続する、という典型かもしれない。道路特別財源と同じように。
本来なら、植林基金は打ち切って、緑化用の新しい募金を始めるべきなのだが。

なお、4月の「おはよう、ニッポン」平日から、お気に入りの首藤奈知子アナが消えた。土日祝日版に移ったらしい。ちょっと寂しい…(^^;)。

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政策・行政関係」カテゴリの記事

コメント

 緑の募金の経緯は知りませんでした。今まで、ただ漫然と募金していただけ。割りと、献血と同じ気分で・・・。植林のための募金だったのならば、その後、木々が成熟したとするならば、国産材の活用(言葉が悪いかな)、国産材の利用に使ってもらえないものでしょうか?切り捨て間伐材の利用が図られ、社会資本化していくことができないmのでしょうか。修繕とかメンテナンスも含めて・・・。外に使える環境に優しい加工木材など開発、販売、試作されています。使い道は沢山あるはず。
 それに募金総額は20億円以上とは・・・。原木の仕入れ単価も考慮できそうな気がするのです。木材の利用について、募金者に説明すれば、森林整備と木材利用のつながりについての広報の効果もあるし、実際に国内各地に利用の事例を作ることが出来る。木材産業への経済効果もある。パイが大きいから集中投資もできそう。悪いことは何もない気がするのです。

理屈では、成長した木の利用に基金を使ってもいいように思うけど、世間は「植える」ためにお金を払ったのだから、「伐る」には抵抗しそうだなあ。
だから海外植林につぎ込むのかも。

やはり一度止めて、新たに別の募金にすべきだったと思いますよ。使い道を変えるなら。

駅前とかで、緑の少年団などの子供たちも
募金活動しています。見たことないでしょうか?
駅前とか、商店街とか、結構いろいろな土地のいろいろな場所で見かけます。
彼らの制服、ちょっとかっこよくて可愛らしいんですよね。
やはり企業が金額が大きいですが、
コンビニなどで置いてある募金箱の分も含まれますね。

各県で集められた募金は、各県でその活かし方についての窓口がありますから
画期的な使い方があれば、提言してはいかがでしょう。
http://www.nararyokuka.org/

ちなみに、羽根募金には、赤い羽根、緑の羽根、青い羽根がありますが、地域によっては他の色もあるようです。

娘によると、赤い羽根募金は駅前でやったけど、緑の募金は学校ではやっていないそうです。地域性があるのかな。

緑の少年団か~。こちらも今はあまり見かけなくなったなあ。
青い羽根(水難関係)もみかけないなあ。

「ちょっと寂しい…」自分がいる。

この自分を愛しいと思う自分がいる。

そういう自分が大好きな巨(おお)きな自分がいる。


寂しさが作稿中にチラチラする時は危険水域に入ってる可能性が高いと思いますが、いかがでしょう?

わかりますか……近頃、精神的に不調なのが。
やっぱり毎朝、奈知津子さんを見られないのは寂しい(^^;)。

何かにつけ寂しさ感じる自分をいとおしく思うようにしておきます。

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