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2008/05/01

「ふるさと納税」可決!

衆議院でのガソリン税の暫定税率復活の可決が話題になっている。明日からガソリンの価格は30円近く上がる……と騒いでいるが、その陰でもう一つ再可決した法律がある。

住民税の一部を出身地の自治体などに寄付することができる「ふるさと納税」に関する地方税法改正案だ。どうやら今年度より、ふるさと納税がスタートする模様だ。形の上では、寄付となり、その分住民税の一部(1割以下)が控除扱いするというややこしい仕組み。

ほかに地方税である法人事業税も一部を国税にして都道府県に分配する法律も可決した。また地方交付税法も改正して、地方再生対策費を盛り込んだとか。

ようするに、国税そのものは手放さないで、地方税の再配分ばかりを進めるわけである。これで地方間の収入格差を是正できるのか。
「ふるさと納税」構想は、少し前に話題になったのに、今回は静かなものだ。それに本当に機能するのだろうか。多少の郷土愛、あるいは贔屓の地方への納税希望者が現れるとしても、その事務手続き費用がどれほどかさむか。すでに自治体の中には、東京や大阪に受付窓口を設けたり、担当職員を増員するなどしているらしい。

なんだか沖縄とか北海道とか、好きな自治体ばかりに集中しそうな気がする。もし東京がその気になれば、東京への憧れを利用して、東京へ「ふるさと納税」させて地方から吸収することだって可能かも(笑)。

なんなら国際的に広げて、好きな国に納税するシステムも作ってくれないかな。

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政策・行政関係」カテゴリの記事

コメント

そうなんですよね~ひっそりふるさと納税がね~
しかし、結局「知名度」がすべてですよね~
そしてそれは「情報発信力」がもろ出てくる・・
これって怖いですよ~特に地方は。
 関東ローカルやそれに対抗心凄い関西ローカルは
全国発信の力がすごいけど、その他はガクンと落ちる
(昨年彦根城400年、熊本城も400年だった
けど全国ニュースになった率、どっちが多いか、
わかりますよね~(^^;))
 東海ローカルなんて、関東と関西の完全な下請け
ですよ~TVは・・
(よみうり系の中京TVは「なるとも」「ミヤネ屋」
毎日放送してまして、関東と関西の番組で9割を
占めているのでは?)

「情報発信力」の点からすれば、一番有利なのは東京ですからねえ(笑)。その気になれば、ふるさと納税を独り占めできるかもしれない……。もしかしたら世田谷区に納めてくれ、いや足立区だという小さな競争を繰り広げるかも。

地方は情報発信のために、税金を大量投入して広告やら人員を配置したら、収支は赤字だったりして。

>人気取り
 たしかオーストリアか欧州の国で、同じ思想で
NGO団体などに寄付みたいなシステムがあるそう
ですが、田中さんのご指摘のように、団体の看板や
CMなど、「広報」に金が掛かりすぎて、本業に影響
が出るなどもあるそうです(^^;)
 さてさて、わが「過疎の国、日本」ではどうなる
やら~ですね?(爆)

納め先は、都道府県あるいんは市町村を指定できるそうですが、いっそ町内会はどうですかね。
これで町内会の財政を豊かにして、自治を進める。
かつて町内に住んでいて成功している人を探し出すのも面白いかもしれないなあ。

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これまでニュースで2,3回ぐらいしか聞いた記憶はないのだが、4/30に可決された地方税改正案を受け「ふるさと納税」制度がスタートするのだという。 この「ふるさと納税」なるもの、前の安倍政権が昨年の参院選における地方対策として積極的に後押しした制度である。そ...... [続きを読む]

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