講座「奈良県の木材産業」
奈良大学の「奈良文化論」の講座を聞きに言ってきた。
今回は、「奈良の木材産業」である。来週が私の番なので下見にもなるし、何より奈良の木材産業について研究者はどんな分析をしているか、私も勉強したいという気持ちがあったからである。
訪ねてみると、300人は入る大教室。う~ん、こんな場で「講義」するのか……。来週の自分の身になって考えてしまう。
講義は70分。残念ながら私の想像とは違って、現在の木材産業を分析するような内容ではなかった。もともと担当された教員は、マーケティング論が専門で、奈良の林業や木材産業に関してはそんなに詳しくない。だから私がすでに知っている数字を紹介した入門的なものであった。
むしろ後半の「地域ブランド」に関するところが面白かった。吉野の地域ブランドがどのように立ち上がるか、またその動きを紹介したからだ。今後、吉野のような林業地は、いかにあるべきか考えるきっかけを得ることができた。これ、別のところで使おう(^o^)。
なお、奈良文化論の講座は、基本的に奈良大学の学生向きである。ただ一般公開もしていて、誰でも入って受講できるのだが、会場を見回したところ、どうも一般の人の方が多いように見える(^^;)。それもお年寄りが多いんだなあ。
奈良の人は勉強熱心だ。
来週の準備、しっかりしなくっちゃ。
« 木屑からバイオディーゼル | トップページ | ゴルフ場のCO2吸収力 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 辻谷達雄さんのこと(2024.08.11)
- ギター用木材の密輸(2024.06.25)
- 紛失!!!(2023.12.10)
- ロビン・フッドは木を伐ったか(2023.09.29)
- お休みのお知らせ(2023.01.14)
コメント