病と緑
身内が入院したので、終日、病院にいた。
比較的新しい病院で、内装も立派ならサービスもよい。看護師も若い(笑)。
その中で気に入ったのは、病室から生駒山が見えること。それもベッドから絶好の角度で新緑に覆われた山体が目に入る。(私がベッドに寝たわけじゃないけど)今日は青空だったから、とくに美しかった。
実は数年前、別の身内が駅前の病院に入院したことがあるが、その際は窓がほとんどなく、あっても外は別のビルの壁しか見えなかった。内装も薄汚れたノッペラボウの白壁。
これは精神衛生上よくなかった。花を添えたりポスター張って誤魔化していた。
こうした目に入る景色の影響は、病状にも影響があるのではないか。森林療法ではないが、病後の回復に影響するような気がする。こうした研究はしていないかな。
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コメント
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確かどこかでしていたはずです。
白い壁、白衣でなく、クリーム色や、薄いピンクを導入しているところもありますが、そういった研究がもとになっています。薄い水色、緑系は、病院ではかえってよくないらしいです。
先日友人が亡くなりました。急に知らされたので、お見舞いにも、何も行くことができませんでしたが、
生駒山の見えるような、いい所で過ごしていたことを願いたくなります。
投稿: になみ | 2008/05/08 08:05
緑系はよくないんですか。徳州会病院系列では、みんな緑のユニフォームだった記憶があります。今はどうかわからないけど。
最近、身の回りで病気や不幸の知らせが多いですねえ……。
投稿: 田中淳夫 | 2008/05/08 10:32
そういえば、パソコンの画面(デスクトップじゃなくて、ワープロソフトや計算ソフトの白い画面)は淡い緑色にしていますよ。
白だとまぶしいんだもん。
たまに、それでもまぶしくて薄い墨色にしたりもしますが・・
子供の頃、薄緑色のルーズリーフに憧れて、おこづかいをためて買ったときの嬉しさを思い出します。
投稿: になみ | 2008/05/09 08:53
パソコン画面の色、変更できるんですか。知らなかった(~_~;)。
景観セラピー? 色彩セラピー?的な分野も生れそうですね。
ちなみにカラーコーディネーターの診断では、私の肌は「スプリング」系統だそうで。
投稿: 田中淳夫 | 2008/05/09 11:30
色彩セラピーはですね、
いろいろな色のボトルが並んでいて、気分にあったボトルをいくつか選ぶの。
そうすると、診断してくれるんだったかな、
カラーセラピストという資格があります。
パソコンの作業画面の色は、
デスクトップのカスタマイズの中の、デザインの
ウインドウの色を好きに変えられるんですよ~
投稿: になみ | 2008/05/09 20:54