屋上緑化とペット
大阪・なんばパークスに行った。
ここは、東京の六本木ヒルズと並ぶ? 大々的な屋上緑化をしてあることで知られる巨大施設。形状が階段状になっていて、各階の上が緑化されているので、棚田のような雰囲気で緑に包まれているように見える。その合間に広場があり、カフェがあり……と、なかなか凝っている。今の季節だと、いちばんのどかに野外でお茶できるだろう。
オープン当初に行った際は、まだ木々が小さかったため、なんだか人工色が強かったが、今や大きく育って枝葉をかなり伸ばしている。それなりに自然を感じられるようになってきた。むしろ水やりや剪定などの世話が大変だろうと思わせる。花もよく入れ換えているようだ。
驚いたのは、その一角が市民農園「アーバンファーム」になっていたこと。会費を払って土地を借りると、自分の好きなように使えるようだ。畑にしているところもあれば、木の苗を植えているところも覗き見えた。土地代を考えると、贅沢である(^o^)。
「自然」を動物に例えた表現がある。
大自然、原生自然を「野生獣」とし、公園などの人間が制御している自然を「家畜」とするものだ。家畜の中でも、食べたり利用(生産したり)せず、愛玩するのが目的の場合は、「ペット」と呼ぶが、自然の中にもペットはある。その自然は、飼い主の世話がないと生きていけないことが多い。
屋上緑化は、あきらかにペット化した自然だろう。緑を愛でてもらうことが目的で、そこで得られる対価は施設や店のイメージアップである。市民農園では野菜を作るかもしれないが、それも楽しみの一環だ。農作物として出荷することはあるまい。
このペット化自然については、そのうち、もっと深く考えてみたい。ここで重要なのは、緑は何かを生産するよりも消費対象になっていることだ。
……と思っていたら、本当にペット?の犬をつれて歩いている人がいたよ。いいのか?
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