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森と林業の本

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2008/06/21

書評「イーストサイド」

イーストサイド」(east side)という雑誌が届いた。

北海道東部で発行されている~カントリースタイルマガジン」だそうである。今年から年に4回発行するらしい。

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ここに『割り箸はもったいない?』の書評が載った。発行から1年後に載るなんて、素晴らしい(^o^)。

そこでは北海道の割り箸製造について触れられている。たしかに、かつて北海道は日本一の割り箸産地であった。しかもシラカバ材で造る割り箸の嚆矢である。
実は、私も今こそ北海道で、割り箸生産を復活させてくれないか、と思っている。なぜなら、吉野などで造られている割り箸は高級割り箸に特化している。それではコストが高くて使えない店が大半だろう。第一、ラーメン食うのに似合わない。

また、現在問題となっている中国産の割り箸は、大半がシラカバ・アスペン、竹などの安い代物だ。それに対応するには、高級割り箸ではダメで、同じ土俵の安くて手軽な元禄タイプの割り箸を増産してほしい。
そのためには、ロータリー法で大量生産する必要がある。

北海道なら、シラカバはたくさんあるし、伐ってもすぐ生えてくるし、またパルプ材の生産も続いているのだから、その中から割り箸用を調達することも可能ではないか。技術もまだ残っているだろう。ただ、かつて中国とコスト競争に破れたことを思うと、それなりの最新鋭機械を導入する必要はあるだろうな。その機械は、中国から導入しよう(笑)。流通も、既成のものではなく、直販など輸入割り箸ルートに便乗するべきだ。

ところで、「イーストサイド」だが、リージョナル・マガジンにありがちな、店記事など地域情報ばかりに陥った雑誌と違って、なかなかの執筆陣を揃えて読みごたえがある。北海道に住まない人でも、結構楽しめるよ。
こういうのを読んでいると、北海道に行きたくなる。道東のカントリースタイルに触れたくなる。ついでに割り箸工場も見て歩きたくなる(笑)。

実は、来月沖縄に取材に行くので、今沖縄について調べていて、早くアチラの生活に触れたいと気分は南国! 化していたのだが、今度は北国! 化しそうだ。どちらも、リゾートではなく、ゲストハウスなんぞに泊まり歩く、バックパッキングの旅がしたいなあ。この年になって甦る、青春の旅感覚(笑)。

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コメント

お早うございます。
今時期の北海道は最高です
各地に第3セクタ-の温泉付き
保養所があります。
北海道でも箸の生産をと、考えている方がいらっしゃいます。
大手バイヤ-は、価格優先の考えが
まだ無くなっておりません。
環境を売り物にしているレストランも
国産商品をお探しですが最後は価格です。

北海道は最高ですか。沖縄の次は北海道だな。
パックパッカー姿でヒッチハイクしながら各地の製箸所を回るのはどうだろう。取材だと言っても信じてもらえないか。

割り箸の価格は、結局中国産がもっと上がらないと、厳しいですかね。でもチェーン店側からすると、価格と安定供給を秤にかけたら、安定供給の方が優先らしいですよ。交渉の余地はあると思うのですが。

良いお話を聞かせて頂き
有り難う御座います。
再度交渉してみます。

北海道の木材が本州へ移出されてるようです。カラ松の伐採が増えているようで
造林が間に合うか心配です。

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