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森と林業と田舎の本

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2008/06/15

草刈り

今日は、朝から自治会の美化運動。ようするに草刈りである。ほとんとコンクリートかアスファルト舗装された町内では、たいした草刈りはないつもりだったが、その気で取り組むと結構な量の草があった。意外や法面や側溝周辺などに生えているのだな。
油断して半袖で出た私は、結構腕を草で切ってしまった。

その後、以前取材したところに用事があって出かけたのだが、その道筋で幾度も草刈り風景を見かける。そして着いた棚田地帯でも草刈り。どうやら、今日は全国草刈りデー?だったようだ(笑)。

ちょうど夏の盛りの前の日曜日は、草刈り適時なのだろう。

ところで、マジに全国で刈られる草の量はどれだけになるか…と考えてしまった。日本は、牧草まで輸入している。堆肥さえ輸入が増えている。これを有効利用できないものか…。

それだけではない。政府は、地球温暖化防止のための(計算上の)CO2削減に邁進しているが、草地の生産力も利用することを考えないのだろうか。

実は、京都議定書の3条4項には、各国はCO2の吸収源として
1、森林
2、植生回復(都市緑化)
3、農地管理、
4、牧草地管理

の4種類から選択できると規定されているのだ。しかし、日本は「森林」と「植生回復」しか選択しなかったという。その意図がわからない。
まさか参加していたのが林野庁関係者だけで、農地も牧草も管轄外だから……なんてことはないと思うが、全部選択しておけば手法の幅も広がったのに。それとも農地や牧草地を計算に入れるとデメリットがあるのだろうか。ちゃんと管理しないと、逆にCO2排出源扱いされることにおびえたのかもしれない。

草も貴重な資源である。昔の農村では、草刈り範囲も争ったという。なんとか他者より広く草刈りをしたがった。なぜなら刈った草を肥料にできるからである。
今や町内会の刈った草まで集めることは難しいかもしれないが、単に燃えるゴミ扱いで出すのはもったいない。

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コメント

>CO2の吸収源

 正直、ビックリデス!一体何やっていたんでしょうか!?日本政府は!?
 農地が除外って、なんだかんだで物凄い面積が適応外!?
 まさに「シンジラレナ~イ」(某野球監督)です
こういった事もしっかり報道が・・・って正直今の
日本のマスコミに期待するのは無理でしょうか?
(とほほ・・・)

なぜ、農地や牧草地を適用外にしたのか、理由はよくわかりません。当時の経緯を知っている人があったら教えてください。

おそらく、何か、それも目先の理由があるはず。
今、これを選択すると削減数値に不利になる? あるいはルール上、選択するのは無理な事情があるとか。
でも目先の数値にとらわれると、本当の意味でのCO2削減につながらない。

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