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森と林業の本

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2008/06/22

お土産

今日は、天の橋立のある京都府宮津市に行ってきた。日本海望む景勝地である。

往復6時間以上車を走らせ、かなり疲れた。最後の方は、高速道路を居眠り運転していたんじゃないか(笑)。しかも雨だから、最低のコンディション。景色も何も見えない。

そこで、天の橋立温泉につかってきた。でも、それだけじゃあ……。

せめてお土産に海産物でも、と思ったが、なんと土産物店もほとんど閉まっている。仮にも日曜日だよ。雨降ったら、客は来ないと見込んでいるのか、あるいは最初から日曜休みと決まっているのか。

仕方なく、高速道路のサービスエリアを覗くが、イマイチ欲しくなるものがない。干物はあるが、冷凍物。触るとカチカチだった。それでは、近所のスーパーで買っても同じ。地元食堂で食べた昼飯の干物は抜群に美味かった。生だったからだろう。

代わりに買ったのは、ソフトクリーム(笑)。こうした冷たいものを食べて、眠気を覚ます魂胆だ。多少は効いたかな。

ところで、これは、先日生駒を吉野川上村から訪れた私の林業の師匠? からいただいたもの。

001                                                

ちまきである。もちろん、手づくり。

ちまきと言えば端午の節句だが、川上村は旧暦なので6月なのだ。

通常は笹の葉で巻くが、これはなんだろう、笹にしては大きすぎる。それをくくってある紐も、植物性の繊維だ。そのくくり方が不思議。結び目がどうなっているのか……。こんなところにもノウハウというか、伝承文化がある。

これを蒸すと、茎の部分から蒸気で出る。すると出来上がり。私は、ちょうど川上村で買ったユズ味噌をつけて食べた。

やっぱり、お土産とはこうしたものを指すのだよ(笑)。

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森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

こんちわ!アセですよぉ~~葉っぱは。
葦(アシ)とも言います。河原で生えているヤツですわ。人間は考えるアシであるのアシですよね。
ひもは、シュロの葉をさいた物です。
14日逹っちゃんクラブでたくさん作りました。
軟らかく煮て、お砂糖やきな粉つけていただきます。
うちは、食べきれない分は、冷凍庫へ~~☆

ちなみに写真、ちまきの後ろ姿のような気がするのですが・・・(・・)?

>老舗観光地の謎(おごり!?)

 日曜日に休むとは、凄い・・・(^^;)
昔からの観光地で、全国区ではない、地方のローカル
地区内では有名な、という場所は下手に歴史があり
一応「昔ながらの客」=「年配」はまだまだ来るので
どうしても商品のセンスが古いですよね~(^^;)
販売している人も平均年齢が上がって、どうしても
「積極性」も無くすだろうし・・・。
 最近でも、ある名所にいったら、その場所の関連の
本など購入・・とか思ったら、昔買ったことある本
しかなく、20年近く、変化無しかよ・・・と
ある意味すげ~と思いましたよ・・(^^;)

クロロンさん。
あの葉は、葦でしたか。言われると、なるほどね、と気づく。まだ残っているので、次はきな粉で食べますね(^o^)。ちなみに写真の向きは、きにしないでください。


地方出身元関西在住さん。
後で考えたんですが、土産物店が日曜休んでしまうのは、客が来ないから。なぜ来ないかというと、古い観光地は団体客が多くて旅館が囲い込みをするから。土産もみんなツアー会社と組んで囲い込むと、駅周辺などの一見客相手の店には行かなくなる……そんな構図ではないか、と考えました。

>ツアー客の囲い込み

 ああ、そうですね~旅館の土産コーナーなども旅館
によっては充実していますからね~。

 しかし、時代は「個人客」「少数グループ」など、
また「外国人客」(従来型と被るのはアジア系の客
ですが、欧米系は個人客ですよね)のニーズ開発。

 鉄道マニアなどの「マニア」も重要な客と、認識
し、彼らのような「通な客」が納得いく「商品」を
開発したら確実に「差別化」「個性化」も図れ、
また違うという事は「知名度」向上にも繋がる・・
と思うのですが・・・(^^;)
(個人や少数客は基本的に「通な客」な気がします)

 

時代は個人客なのに、いまだにツアー客に頼っているのが、“古い観光地”でんでしょうね。
先日の天の橋立も、雨の中、観光バスだけは、走っていました。彼らは、観光地だけをピンポイントで回るけど、町そのものを歩かない。だから駅前などの土産物は用なしになるんじゃないかな。

でも、それだけでは早晩行き詰まる気がするなあ。

 最近、「武将観光」を目指し始めたのが愛知県です
が、その東三河で「ツアー観光会社の社員」を呼んで
視察してもらい「教えてもらう」という事をやって
ますが、正直こういった事が「勘違いニーズ」の元
かと(^^;)
 「戦国武将」の現在のブームは何がきっかけで
どういった人間が「甲冑」まで自作、購入して、
各地の「まつり」に参加しているのか・・・
 その辺が解っていたら「既存の観光」から教えを
なんては少し・・・(^^;)

 

ツアー会社にとってはオイシイ話(笑)。都合の良い観光準備をしてもらえる。
でも、「戦国武将オタク」は、ツアーには参加しないだろうなあ。

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