September 2019
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

森と林業と田舎の本

« 林業の逆襲 | トップページ | 廃墟テーマパーク? »

2008/07/09

使用済み割り箸チッパー

香川県に、「割りばし循環サイクルプロジェクト協議会」が設立されたそうだ。

協議会には、県内の飲食店や材木業者のほか、市民団体、行政などの代表が参加している。もともとはNPOグリーンコンシューマー高松が企画した「割りばし回収システム地域実験モデル事業」が、農林水産省の助成事業の採択を受けことがきっかけとなったらしい。
目的は、県産木材の間伐材で割り箸を作り、使用済み割り箸を回収し、紙に再利用するシステムの構築だという。活動には「割りばし回収ボックス」を公共施設や飲食店に計100個設置することを挙がっていた。


この事業の中身について私は知らないが、面白い試みだと思う。何より、県産材で割り箸づくりを行うなら、それにこしたことはない。さらに回収システムができたら、とかくゴミ問題(割り箸がゴミの量を増やす点)とリンクさせられることに一石を投じられる。

ただ、私は使用済み割り箸は、燃やすのが一番だと思うけどなあ。製紙会社に運ぶ手間やコストを考えると、環境にあまりプラスにならない。香川のお隣の愛媛には製紙会社があるから比較的近いけど、おそらく製紙会社も歓迎していないはずだ。環境に気を使っていますよ、というスタンスを維持するために受け入れているのだろう。

それより、割り箸はかさばるから、手軽に使用済み割り箸をチップにする機械を開発したらどうだろう。ミキサーかシュレッダーのような小さなもので良い。チップにしたら一気にかさを少なくできるからゴミ増量問題は解決する。
チップは、生ゴミに混ぜたら消臭にもなるだろうし、水分を吸収して搬送も楽になる。そして焼却炉の中では、よく燃える。なんたって木材なんだから燃料だ。生ゴミの処理には、わざわざ重油かけて焼却しているところが多いが、重油の量を減らせるだろう。化石燃料の減量は、コストとCO2排出にも役立つわけだ。

もちろん、どうしても紙にリサイクルしたければ、チップの状態で製紙会社に持ち込めば良い。その方が喜ばれる。ただチップの大きさは製紙会社の指定したものに合わせないといけないけどね。
あるいはペレットにして、燃料にする手もある。マルチング材やバーク肥料、ボードなども考えられる。いずれもチップにしてから作るものだ。

関係者の善意や無償の労力に期待した回収システムより、飲食店1軒に1台の割り箸チッパーを備えつける方が現実的ではないか。
ただし機械は小型で価格も1台数万円程度にしてほしい。1軒の飲食店で出る使用済み割り箸の量に対応できないと困るから。なんなら手動式で、ギコギコ手でハンドル回して割り箸をチップに砕く機械であってもよいと思うよ。

« 林業の逆襲 | トップページ | 廃墟テーマパーク? »

割り箸」カテゴリの記事

コメント

是非、奈良・吉野で実現させて下さい。

割り箸に関するベストモデルはぜひ吉野でお願いします。
あとはまかせました。

なんだか、無署名で悪意を感じるコメントを幾度か書き込む人がいるようですね。
「あとはまかせ」るんなら、ぐだぐだ書き込まないで退場してください。

吉野は、割り箸の生産地です。それも高級割り箸に特化した地域。問題は割り箸を大量に消費する都会にあります。また求められている安価な割り箸の供給を考えると、新規参入を望みたいところです。

>田中さん、お疲れ様です(^^;)

 今回の「投稿」(無記名さん)は以前、竹割り箸
の時も似たようなコメント書いて「逃げて」いますね~(^^;)

  >売り込みにいけばいいじゃないですかあ。
   ちゃんとビジネスプラン持って!

 このときは「薪割り」ならぬ、「箸割り機」の
アイディアを私が投稿し、少し盛り上がった事が
ありまして、最後に上記のような書き込みが・・・

 この時も、もう少し「書き方」変えれば「いい感じ」にコメントも進みのですが、今回は完全に
悪意が感じられます・・・残念ながら。

 >「投稿」(無記名)さんへ

 もう少し相手を考えて思いやりをもっていろんな
意見を出しましょう。悪意からは何も生まれません。

この名無しの権兵衛さんは、「沖縄の森林組合」にも無意味なコメントしています。

もう、スルーしましょう。

『割り箸チッパー』いいですね!
ここ北海道帯広市でも香川と同じ事業を行ないますが、こちらでは回収した割り箸は木質ペレットにリサイクルします。
でも、私も田中さんと同様、割り箸が直接燃料として使用されるのがベストだと思います。
そこで、実用的な割り箸燃料の開発も進めて行きたいと思っています。
あと、地元産(北海道十勝産)の割り箸製造の復活も目指しますので、活用できそうな事業制度などありましたら、情報提供の程、お願いしたく思います。

目指せ!地域資源循環事業です。

ストーブとかキャンプの焚き付け用が何も加工しなくていいと思います。
中国製品が混じっても、漂白剤などの化学物質も少量なら気にしなくていいのではないでしょうか。

帯広でも動きがあるんですか! ぜひ割り箸製造を復活してください。実は来月早々に下川へ割り箸工場見に行きます(^o^)。

中国製割り箸でも、薬品が残留している可能性があるのは竹製であり、木製は使っていませんよ。だって、薬品使えばコスト上がるもの。それに燃焼させるものに、そこまで神経質にならなくてもよいと思うし。

私も下川に行きたいと思っているのですが、田中さんは何日に下川入りする予定ですか?
先週の北海道新聞で「コープさっぽろ」で使用する割り箸を全面的に道産の割り箸に切り替える動きがあるようです。
でも現状では、下川さんの製造量だけでは賄いきれず、奈良県の業者さんの国産割り箸で、とりあえずはカバーするようです。
その奈良県分の枠を頂くことが出来れば、帯広での割り箸製造も実現に近づくのでは?と思います。
下川製箸の社長には面識もありますので、機会があれば是非、お二人の話をお聞きしたいと思います。
ご指導の下、かたちにしたいです。

「奈良県の分を頂」かれると、奈良県の業者は困ってしまうでしょうが……(笑)。
でも、奈良県だって十分な供給力を持っていない現状ですので、供給を増やせば国産の需要も必ず伸びると睨んでいます。実際、奈良では大口の注文を断る話をよく聞きます。
めざすは、日本全体のシェア増です!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 使用済み割り箸チッパー:

« 林業の逆襲 | トップページ | 廃墟テーマパーク? »

無料ブログはココログ

森と林業と田舎