第3回東日本チェンソーアート競技大会
6日、7日と、山形県金山町で、第3回チェンソーアート競技大会が開かれた。結果は以下の通り。
山形新聞http://yamagata-np.jp/news/200809/08/kj_2008090800117.php
ブログhttp://1st.geocities.yahoo.co.jp/gl/dewaryuba
私の注目は、やはり北海道の木霊光さん。なんたって、北海道下川で会ってきたからである。しかも、翌日(4日)には山形に出発するというので、朝から練習している現場にお邪魔して話をしてきた。そこでは、大会で作る予定の作品を彫っていたのである。
テーマは、クマ。チェンソーアートの王道的テーマだ。ちょっと意外だったが、あまりに普遍的テーマゆえに「クマで入賞した人がいない」ということから、あえて選んだのだという。ただし、そのフォルムや細部の仕上げは、やはり木霊流か。
結果は、2位入賞。1位もクマであることを考えると、ちょっと残念だが、王道ゆえのつばぜり合いを感じたということになる。ちなみに上記の練習作品の素材はトドマツで、スギで彫られた大会作品とは微妙に違うな。
次は、もっとゆっくり話ができればと思う。
ただ気になるのは、安全対策。彼のアトリエは山の中で、奥に1軒民家があるというが、ほとんど車も通らない奥にある。そして彼は携帯電話を持っていなかったのだ。チェンソーの扱いだけでなく、破片が散乱している中での作業であるし、転ぶ可能性もあるだろう。ぜひとも気をつけて作業を行ってほしい。
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その節は遠路はるばる、ご苦労様でした。
今回の大会は2位でしたが、悔しいという気持ちが全くありません。
なんか不思議な感覚で、目の前の目標が形を変えたような気がします。
まだ漠然としたものですが、そのうちハッキリすると思います。
笑いたい時は笑えばいい。
泣きたい時は泣けばいい。
くじけそうになっても、いちからやり直せばいい。
そう思えるようになりました。
ホント今度ゆっくりお話したいですね。
吉野に呼んでください。
投稿: 木霊 | 2008/09/10 20:40
お疲れさまでした!
練習中にお邪魔したので、練習時間を削ってしまったかな、と思っていましたが活躍しましたね。
新たな目標についても、また聞かせてください。いやあ、吉野に来てもらいたいな。特別講師として(笑)。
投稿: 田中淳夫 | 2008/09/10 22:16