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2008/10/15

役人より役人らしい

先の取材旅行の間の話。

先方の案内人と森を歩きながら、今回の取材に関係する某役所の外郭団体の人物の話題になった。私は思わず

「お役人根性丸出しの人ですね」

と言ってしまった。自分の都合と思いばかりを仕事相手に押しつけてくるからだ。そこに権限なども臭わせてくる。
だが、よく考えると案内人こそ地元の役所の役人であった。笑いながら

「最近は、役場よりも関連団体の人の方が、『役人より役人らしい』と言われていますよ」

たしかにそういう傾向はあるなあ。森林組合しかり。と、ここでお互い森林組合の悪口を言い合った(^^;)。相手も、それなりに酷いネタはいっぱい持っているようだ。
なんでも、その人の役所では、常に接客態度などの教育が行われているそうだし、目安箱じゃないけど、市民からの声を募集していて、苦情や文句があると、すぐに該当部署に届けられて改善を徹底しているのだそうだ。私も、第一線の現場職員の意識は、かなり改善しているように思う。ただ役職が上がると初心を忘れて? 組織内の自分の地位と退職後のことで頭がいっぱいになるようだが。

そういえば我が地元・生駒市も職員を民間企業へ研修に出すなどやっている。単独で、それも2~4週間程度では足りないと思うが、やらないよりマシ。

しかし関連団体は、そうした改善努力が見られない。改善圧力もない。ある意味、一般会計は議会のチェックを受けるが、特別会計は闇の中なのとよく似ている。
一方で本物の役人がそれなりに持っている公的意識は薄まり、「公務員じゃないから、利益を追求してもいいんだ」と金儲けに走りがち。各地の自治体のなけなしの金を搾り取って、自分たちの欲しいもの(一応、職務に必要な物に見せかけている)を購入したりする。

そんな悪口言っていると、「よく、そんなこと言いながら、この仕事受けられましたね」と呆れられた。私は、そんな性格なのよ(~_~;)

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コメント

久しぶりで、コメントを書かせていただきます。相変わらず、公務員への風当たりが強いです。他の方のブログに県職員とか森林組合とか話が出るけど、市町村職員は?とコメントを書かせていただいたところ、市町村職員は専門的な知識が少ないとのことでした。
確かに、市町村の職員は専門職が少ないです。林業関係の専門職員はほとんどいないのではないでしょうか。でも、色々な部署を経験しますから、考え方によっては国産木材の利用促進にもっとも活躍できる位置にいるのではないでしょうか。地域のことも詳しいし、地域の人と直接パイプがあります。しかも、林業関係者以外の方と・・・。
きっといい人材がいると思いますよ。

前のコメントを書いていて思いついたのですが、市町村職員は、色々な部署を異動していく。林業担当者が福祉や教育を担当することになる例は多いはず。
そこで、林業担当者は国産木材の現状を目の当たりにしているのだから、福祉施設、児童施設、学校などさまざまな調度品や維持修繕工事で国産木材を使うように仕事をしてもらう。
異動後に実践者として、そしてスピーカーとして活動する。国産割り箸はこれでずいぶん普及していくのではないでしょうか。
そのために、専門職がいる県は、市町村の林業職員にそういう教育を(内々に)する。というのはどうでしょう。
関連団体は異動がないから無理かも。

そういえば、このプログの読者には、役人……公務員が多いのでした(^^;)。
ま、よく読んでいただければ、公務員は褒めているんだけどね。問題は関連団体の……関連団体職員も、このブログ読んでいる人結構いるんだろうなあ。

市町村の森林担当職員は、一種の穴場ですね。その気になれば、かなり面白いことができる立場だと思います。もちろん各自治体事情はあるにしても。

これは市町村だけでなく、都道府県も国も同じですが、公務員とは「やる気になれば」末端の職員でも、すごい権限(職域)があるのです。フリーの人間にはさん然と輝く星です(笑)。ようは気合があるかどうか。黒沢明の「生きる」を思い出してください。

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