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2008/11/04

バイオマス・エネルギーのからくり

木質バイオマス・エネルギーの先進地・岩手から帰って来た。

いろいろ見せていただいたが、為になった。

ただ、私はバイオマス・エネルギーには否定的なのだ。いや、否定するというよりは、たいして効果がないだろう……という点で懐疑的。木質バイオマスのエネルギー利用が林業や地域経済、ましてや地球環境に与える影響を考えたら、ほとんど意味をなさないだろうと考えている。岩手が、木質バイオマスの事業化で軌道に乗っているのは、奇跡ではないかとさえ思っている。

その点を向こうでもしゃべったのだが、それなりに先進地に配慮して(^^;)、おそるおそるであった。ところが、夜の懇親会で教わったことは……

木質バイオマスの理論的問題点はすでに議論がなされていて、私の指摘した内容は関係者の間では常識らしい。それでも進められるのは……とくにペレット関係がとにもかくにも事業化できているのには、からくりがあったのである。

その内容を、ここで詳しく書くことはできない(企業秘密^o^)が、簡単に言えば、ペレットをエネルギー利用として燃焼させるだけの商品としていないということであった。

うなってしまいました(^o^)。恐るべし、岩手。

木質バイオマスをエネルギー利用するのではなければ、ようするに木質商品である。集成材や合板、パーティクルボードにファイバーボード、紙、おが屑の敷き藁代用、木のトレイ……と同じ線上に並ぶ商品と見るべきだろう。
この点を無視して、地球温暖化防止のためにバイオマス・エネルギーを推進しよう! と宣伝しているのは、お馬鹿なキャペーンだ。

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