無料ブログはココログ

森と林業の本

« 智頭町の百人委員会 | トップページ | 感動経営と不機嫌経営 »

2008/12/17

杉玉細工

004智頭の町でよく見かけた玄関先の杉玉。

なかなかオシャレなエクステリア?になっている。

杉玉とは、スギの葉で作った球状の玉だが、普通は直径30センチくらいある。主に造り酒屋の軒先に吊るすもので、これが新酒の完成を示す。まだ青い杉玉が出たら、今年の新酒の売り出しだ。醸造が進むにつれ、茶色になる。

これを智頭では、町の象徴にしているらしい。写真のように屋根まで付けたり、フクロウの顔を作ったものもある。スギの葉細工を広げようという町おこしらしい。

「杉玉道場」という看板を掲げているところもある。観光客に杉玉つくりの体験をさせてくれるのだ。ただし、大きな本物は3、4日もかかるので、小さなものである。値段も1万円くらいはする。そこで小さなものを半日で作ってみようというわけだ。
とはいえ、手作業。スギの葉を針金の玉に差し込み、それをチョキチョキハサミで切って球に仕上げる。

こうした伝統的な細工物を、今風のインテリアに仕上げて売り出すのはアイデア商品だ。結構な土産物になるかも。
できれば、さまざまなデザインと、簡単に大量生産できる作り方、考えてください。

« 智頭町の百人委員会 | トップページ | 感動経営と不機嫌経営 »

木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 杉玉細工:

« 智頭町の百人委員会 | トップページ | 感動経営と不機嫌経営 »

October 2024
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

森と筆者の関連リンク先