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2009/02/09

道路拡幅の人間模様

現在、我が家のすぐ近くで、道路拡幅工事が行われている。

ここは、急坂でカーブがあり、そして幅は車が通れるかどうか、という幅しかない。歩行者がいるところに車が通ると、壁に張りつくことになる。そこで拡幅は、地域の悲願? だったのだが、昨年よりようやく動きだした。

昨年は、一部に車のすれ違える空間を作ったのだが、今年度は一部の家が敷地を提供して30メートルあまりの拡幅を行っている。来年度は、さらに別区域の拡幅が進むはずだ。

私のところは駐車場の一部が削られて狭くなる程度の影響がある。どうせ借家借地なので私がどうこういうことではないが、この工事を通じていろいろな人間模様が見られた。

まず通行に関しては、たしかに狭かったのだが、景観的にはカーブした坂の小路は絵になる。その点を惜しむ声がある。一方で、面した家々の中には、道が広がるのはよくても自分の土地を供出するのはいやだという人もいる。わずか70㎝でも削られるのはイヤなのだろう。また、町内の人間関係も響いていて、推進派と仲が悪い人は反対する……なんてことになる。

また自然石の塀が飛び出しているので引っ込めるように交渉したところ、親はOKを出したのだが、地域社会と交わらない息子が断固拒否、なんて家庭もある。

一方で、別区画での拡幅の際に、石垣を取り壊して拡幅を願い出たところ、拒否されたので自治会がその顛末? を広報に流していざこざになった事件もあった。

私も自治会役員をしたことがあるから、それなりに双方の事情は読めるのだが、結構ドロドロしている(^^;)。案外、田舎社会では、こんな賛否は出ないかもしれない。内心はともかく、地域の公的意識が強いからである。

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森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
我が家も道路の拡幅工事のため立ち退きました。
東京都の説明会に出席したときの内容と、実際の立ち退き時の条件とは、全く大きく異なり、詐欺にあったようなものでした。
借地借家人である住人さんの物置を1メートル削るだけで1億円出した話が、当のご本人から漏れたのですが(地主家主ではなく借家の住人さんに支払われました)、家丸ごと道路になる我が家への立ち退き料は、リヤカーで運んでも移転費にもならないような額でした。
しかも庭木その他すべて根まで掘りだし、更地にせよとのことでした。
このための費用の方が、頂いた補償金の額よりも遥かに高くつきました。
どのみち居座るつもりもないので、争わずに出ましたが、こんな公平さを欠く事案はどこにでも転がっているように思います。
使われているのが個人資金であれば文句はないでしょうが、税金を担当者のさじ加減で無駄な使い方をされたのでは、その他大勢組のわたしたちのような市民、都民はやりきれません。
本当にこのような状況になって初めて、人の本質が現れるのだなと痛感したことでした。
都や市は交渉が難航しだしたら決まって担当職員を引き継ぎせずに変え、話を元に戻すのです。幾度交渉の席に着いてもこの繰り返しでした。
小規模な詐欺、強盗、殺人、などなどは法律で罰せられますが、大規模な詐欺、強盗、殺人などは罰せられるどころか、褒賞の対象とされるという理不尽が世間に横行しているということを見せつけられたできごとでした。

実はごねた方が得……このことは、残念ながら事実のようです。うちの町内でも、軽い自動車の事故で何百万円もむしり取ったことで噂になった家があります。

行政は「平等と公平」を錦の御旗にしているにもかかわらず、アンダーグラウンドで都合のよい解釈と運営をしていますからねえ。憲法まで180度違う解釈ができる日本ならでは?

手に取るかの様に内容がわかりました。
なるほど、そんな事になっているのか。
>親はOKを出したのだが、地域社会と交わらない息子が断固拒否
は、すぐ、わかりましたよ。
でも、その方は、のちのち、年をとった時、
困ったりするんだろうなぁ。。。

う~ん、我が家周辺の事情に詳しい人に読まれると困る(^^;)。

ま、一度見に来てください。だいぶ景色も変わりましたよ。

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