『森を歩く』書評・朝日新聞
5日の朝日新聞書評欄に、『森を歩く』が掲載された。
新書コーナーで、表紙の写真もない小さな扱いだが、全国紙一番乗りである。
期待したいところだが……夜、奈良市に出る用事があったのだが、そこで覗いた中規模の書店には、各新聞の書評欄が壁に張り出してあった。そして、紹介された本が並べられてある。
当然……と期待するが、拙著はなし。
店内を探すが、やっぱりなし。
よく見ると、入荷状況の一覧もあって、『森を歩く』は、「取り寄せ」になっていた(>_<)。
思わず、10冊注文してやろうかとカウンターに向かうが、客がごった返していて、そこに割り込んで店長を呼び出す勇気なし。
それにしても、今回同じような経験を各所の書店でしている。
平積みされているが、すでに1、2冊しかないケース。一度は入荷したが、売り切れたのか現在はないケース。
どうやら、並べると売れるらしい。にもかかわらず、無くなった分を発注しないという状況が読み取れる。ちぇ。
朝日の書評で、少しは状況変わらんかな。
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こんばんは
先日はご意見頂きありがとうございました。
結局、県の担当者は、3月末で高額退職金を貰って定年退職。
アスレチックを取り壊すことを置きみやげに。という結果になったそうです。
『森を歩く』こちらもかなり好評そうです。
でも積み上げてないなんて勿体ないですよ。
私は外出の度書店に寄り、「『森を歩く』はどこですか?」作戦実行中ですよ。
せっかく需要があり、人気がある内容なんですから。
田中さん、東京にいる大阪のおばちゃんを見習って、恥ずかしがらずに主張してください。(笑)
投稿: 花姥 | 2009/04/06 01:51
定年退職するんだったら、ずるずる引き延ばして誤魔化す手もあったかもしれませんね(~_~;)。また、危険なことを。
書店への声掛け、著者よりも熱心にしていただきありがとうございますm(__)mm(__)mm(__)m。本当に見習わなくてはいけない。
今日は、これから東京です。『森を歩く』編集者にもお伝えして出版社の営業も頑張ってもらわなくては。
投稿: 田中淳夫 | 2009/04/06 06:38