朝日新聞記事「カーネーション100年」
昨日の朝日新聞夕刊に、「母の日の花 日本に100年」という記事が載った。
このプログにも書いた「カーネーション栽培100年」を紹介している。そこには、当然のことながら「カーネーションの父・土倉龍治郎」が登場していた。台湾で電気事業や林業をしていたことにもサラリと触れられていた。
龍治郎の四男である正雄氏もコメントを寄せている。「親族の経営失敗のあおりで、父は自分の事業を手放さねばならず」と、ここでもサラリと触れている。だが失意と人間不信の合間を、舶来から渡ってきた花が埋め、やがて魅せられていくのだ。
この裏に、吉野の土倉家、とりわけ土倉庄三郎の物語が隠されているとは、記者も知らないだろうなあ……と妙な感慨に耽った(^^;)。
ちなみに、私はこの記事で、明日が「母の日」であることに、ようやく気づいた(>_<)。
でも、私はこれから京都の北の方に旅立つのである。明日は舞鶴当たりを彷徨しているだろう。だから母の日のプレゼントはなし。何か日本海のお土産でも、買って帰るか。
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