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2009/06/26

土地境界でもめないセミナー

今、家の前の道路拡張問題で我が家が揺れている。

道路拡張は、町内の長年の課題であり、昨年来より動きだした。

道路を4m幅にするためには、現在の道路の両側にそれぞれ70㎝程度広げねばならない。当然、その土地の持主は供出することが前提となる。多少の補償はあるが、何も喜んで出す人はいないだろう。私は、借地借家人なので一見関係ないのだが、それでも駐車場にしている部分がかなり削られる。が、それは大家さんが承諾したことであり、私も文句はない。

問題はここからだ。我が家の正面の家が、拒否したのだ。その家にとって70㎝というのは、土地を削られるというほどではなく、塀の下の石組を外す程度のものである。庭さえ削られない。が、「美観を損ねる」と拒否した。

すると市は、その分をこちら(私の住む側)を多く削ることで拡幅を確保したいと言い出した。それでは、駐車スペースが狭くなるどころか駐車自体に支障が出るうえ、これまで一角を提供していたゴミ置き場もなくなる。さらに庭にも食い込んで木も伐られる。
一方で、譲らなかった方は、そのまま道路になるべき土地を合法的に確保できる。敷地を広げられるのだ。

おいおい、それはないだろう。なんで前の家がごねた分だけこちらが被らないといけないんだ。……と大家さんと一緒に怒っているが、それで件の家に直談判しにいくと、大家さんが喧嘩腰で決裂した(*_*)。なんと、私が止め役になるなんて。

いまや泥沼の町内事情である(-_-)。実はほかにも多くの人間関係が絡んでいて、本来なら仲裁に入るべき自治会も機能していないし、事態は複雑になるばかり。そもそも、この土地の占有は違法であるとか、長年の経緯と人間関係が土地の問題にも波及している。

ま、今夕にも市と交渉を行うつもりだが、かくも土地を巡るトラブルはやっかいなのである。

                                                      

で、山林の土地なのだが(唐突か)、ご存じの人も多いが、今や危機的なのは林業とか森林生態系だけではない。土地境界線が消えかかっているのだ。記憶している人がどんどんいなくなり、かといって明確な印をつけていたり地図を作っている山林図も少ない。いまどき測量を頼むと、莫大な金がかかる。

それをなんとかしようというセミナーが企画された。誰でもGPSを使って個人で、簡単で安く境界線を確定させる技術を教えようというものだ。

とりあえず奈良森守プロジェクトと名付けた。

以前あった吉野まるごとプロジェクトより範囲を広くして、いろいろ森を守る方策を提案していこうという試みだ。今回は、その提案の第一弾。
で、リンクしているページを見ていただければわかるとおり、私が前座の講演をすることになった。本命の話の前のにぎやかし、露払いである(^o^)。

ともかく、山林境界線の問題は重大だ。仮に自分の土地が莫大な価値を生み出すことがわかっても、境界線がわからないと一文にもならない。何より人間関係を壊す。興味のある方は、どうぞ。

■主催 奈良森守プロジェクト
 後援 奈良県林業研究グループ連絡協議会・吉野町林業研究グループ連絡協議会
     奈良県木材共同組合連合会
■日時 平成21年7月26日(日) PM1:30~4:00 
■定員 30名(7月24日までにお申し込み下さい。)
■参加費 無料(但し、資料代200円)
■場所 奈良県社会福祉総合センター 5F 研修室A   周辺地図はこちら
     近鉄畝傍御陵前駅 東出口から北東へ徒歩3分 
     奈良県橿原市大久保町320番地11  TEL 0744-29-0111
■お問合せ TEL 0744-46-4233 (今西まで)
        FAX 0744-49-6670
  

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コメント

前にダム工事でやった時は
・法務局の公図から座標を起こして
・測量で公図の座標通りに杭打&テープ針で境界仮復元
・地権者立ち会いの立会で確定
で決定してましたね。10年前くらいだったかな?
立会の時に現地の地形(尾根線とか谷とか)を見て現地で決める事もあったし、山をよく知ってる年寄りが話をまとめてくれてたりして、もめた経験はありませんが。

地域によっても違うし、10年前なら「山をよく知ってる年寄り」がまだたくさんいたでしょう。
今や、山を知っている人がどんどん亡くなって、代替わりしたことが混乱に輪をかけているのです。相続者が何十人にも分かれたりしますからね。

道路拡張でも、石を一つ動かすだけで測量明示作業が必要で、そのために近隣の土地所有者のOKが必要で……恐るべし、日本の土地問題!

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