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森と林業の本

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2009/08/24

スクミリンゴガイ

まずは、この写真。1

 

稲の茎に、赤い塊がいくつか付いているのが見えるだろうか。

では、それをアップ。

Photo                                               

このとおり。鮮やかな赤い塊は、赤い粒々であった。卵塊であることはわかるだろう。

これは、生駒の南隣り、平群町の水田で見つけたもの。

スクミリンゴガイの卵だとすぐ気がついた。
単純に言えば、カタツムリの仲間。ただし、外来種である。かなり巨大に成長する。日本名はジャンボタニシではなかったか。

日本には食用?で持ち込まれたといわれるが、もちろん食べるものはなく、あっという間に野生化して大繁殖をしている。草を食べるので、害虫である。それを目の前に確認して、やはりドッキリ。

「この田んぼは、タニシがたくさんいるなあ」と思ってみていただけに、ちょっとショックである。もちろん、私は田んぼに下りて、見つけた卵を全部つぶしてやったけどね。

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コメント

ジャンボタニシは、10数年前から各地でものすごい繁殖を始めています。
私が住んでいる八幡市の農業用水のコンクリート壁にはびっしりと、このピンクの卵瑰が着いています。
イヤらしい色ですね。まったく、こんな貝を持ち込んだお陰で、稲が生育する水田はもちろん、今ではダム湖でも異常に繁殖しており、どうにも手が付けられない状態です。

我が国の生態系はどうなるんでしょうか?

この田んぼは、カブトエビを見かけて、低農薬でやってるんだ~と思い感心しましたが、ジャンボタニシがこんなに繁殖するんなら、農薬撒け! と言いたくなりますね(^^;)。

ホント、今後どうなるんでしょうか。

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