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本の紹介

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2009/09/04

刊行! 『ゴルフ場は自然がいっぱい』

突然ですが、出ました!

新刊です。 『ゴルフ場は自然がいっぱい』

筑摩新書 本体価格740円+税=777円

Golfpark                                                 

                                               

                                                

                                               

今年2冊目です。と言っても、執筆は10年前から行っていたので、「10年越しの大作、完成!」と謳ってもよいか。間に8年ほど空白はあるが(笑)。

一応の発行日は来週だが、早いところだと週末から店頭に並び始めるだろう。

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序 ゴルフブームと反ゴルフ場感情

一 ゴルフ場が嫌われた歴史的背景

  1、今、ゴルフ場はどうなっているのか
  2、ゴルフ場開発の歴史を振り返る
  3、「反欧米」感情のゴルフ史
  4、「ゴルフは贅沢」は本当か
  5、金銭疑惑にまつわる反ゴルフ感情

二 ゴルフ場反対の狼煙上がる
  1、反ゴルフ場の原点・山添村
  2、名張毒ぶどう酒事件との接点
  3、山添村巡る加熱報道の裏側
  4、ゴルフ場批判の中身を検証する

三 ゴルフ場開発がもたらす自然の変化
  1、ゴルフ場造成巡る規制の数々
  2、コース造成がもたらす環境改変
  3、ゴルフ場建設で森林が増えていた!
  4、ゴルフ場内に生れた新たな自然

四 ゴルフ場の農薬を検証する
  1、農薬はどれほど散布されているか
  2、減農薬と無農薬のはざまに
  3、農薬の毒性について考える
  4、総合防除とグリーンキーパー

五 ゴルフ場の環境機能を考える
   1、アメリカのゴルフ場の評価
  2、CO2吸収源としての芝地の力
  3、森林療法と景観が心身に与える力
  4、ゴルフ場の緑化機能と自然復元力

六 里山に迫る本当の危機
  1、日本の原風景・里山が崩壊する
  2、里山を破壊するのは何か
  3、ゴルフ場管理と里山環境の復元
  4、地域社会とゴルフ場が交わるとき 
  
おわりに 本書が成立するまで

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おそらく、これまでになく、いや、これまで以上の批判、異論反論が続出するだろうなあ。ゴルフ場に関しては、感情的になる人が多いから。覚悟してます(笑)。慣れてるもん。

ところで、この本の裏表紙を見てください。

Photo                                                 

帯には、大きく『割り箸はもったいない?』の文字があり、一瞬どちらの本かわからなくなる(笑)。相乗効果が出るといいのだけど。

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取材・執筆・講演」カテゴリの記事

コメント

U大学の教授だったF氏のことをご存知ですか?
ゴルフ場開発反対派の。
今回の本に登場するのでしょうか?

U大学って、宇都宮大学?
F氏は、ゴルフ場(反対)関係の書籍には、必ずといってよいほど出てきますね。でも…(笑)。
同じU大学でも、T氏の論文は使いました。

卒業して随分たちましたので
Tさんが誰なのか分かりませんでした。
本を購入する楽しみがふえました。
Fさんについては、来月、田中様にお会いしたときにお話します。
実は知り合いどころか…

T氏は名誉教授ですけどね。

お会いする日を楽しみにしています。

本日、熊本市に行く用があったので、大きめの本屋に行ったのですが発見できず。。。もちろん、近々買いますのでご心配なく。

私も、最寄りの駅前書店で探すも、見つからず…。週明けになりそうです(^^;)。

よろしくお願いします。

いくつか最寄りの駅の本屋で聞きましたら、来週の8日に入荷との事でした。残念、早く読もうと思いましたが、慌てないでゆっくり読もうかな。

ごめんなさい。発行日は9月10日になっていました。
いつも私の手元に見本が届いたころには店頭に並んでいるので、もうあるだろうと思っていたのですが、筑摩書房は律儀な会社で(^^;)、予定日を守るみたいですね。

わかりました!
律儀な出版社ですね。
早産にならないよう、気をつけましょう【笑)

それにしても、刺激的な書名ですね。

 森林ジャーナリストがゴルフ場を持ち上げる(?)って、冗談はよして下さい(笑)。最盛期には東京都(?)ぐらいの面積のゴルフ場があって、その分の森の仕事を奪われた森林作業員はどうなる?っていうのが最初の素朴な疑問・・・、ワークシェアリングのすすめですか?

 水源の上流の上流で農薬や化学肥料を使えば、水田の水にさえ使えない。そういえばゴルフ場の隣の森の手入れで、土・日は避けてくれ。お客に迷惑がかかる(笑)。・・・ゴルフ場誘致の際につきものの汚職は、見て見ぬふり?まあできてしまったものはしょうがない?

 さて話は変わりますが、反環境運動の論者がベトナムの枯れ葉剤に起因する病気について、あれはベトナムの風土病だとか書いていた。300万人がかかる風土病?テロ国家アメリカは大喜びしそうです。そういえば日本でも危ない除草剤を森に撒いていた。今では地中に埋められているようですが、管理はずさん・・・。

 農地でもないのに、広大な土地に農薬などを使うのはやめるべきでは?

あなたのような意見・知識?をお持ちの人が多いので、本を執筆したんですよ(^o^)。
ぜひ、お読みください。ゴルフに対する好き嫌いは別として、正確な情報は得るべきです。

確かに読んでから批判ですな。

今日の仕事は急勾配の山で能率はあがらないし、くたびれる。まあ日本はそんな山ばかりですが、ただゴルフ場のある場所はなだらか(笑)。私はああいう森で仕事をしてみたい、とつくづく思う。機械化は言うに及ばず、作業道も簡単にあく。なだらかだから維持管理も安い。森林で未来永劫もっとも儲かるはずの森がゴルフ場で占拠されるって、この現実はどうですか?

 あと地方の自立を考える時に、土・日に親がいないという選択はどうなのか?という指摘もある。さらにスキーなら親子連れは当たり前だが、ゴルフの親子連れってあるのか?親子連れの可能なスキー産業でも先行き暗いのに、ゴルフってどうなのよ。

根本的なことですが、林業やるような急傾斜の山にゴルフ場は作りませんよ。ほとんどが里山、それも放棄雑木林が対象です。儲からないから、ゴルフ場に転用されたと考えるべきです。

それにゴルフに対する認識が古すぎませんか?
今やゴルフで親子連れなんて当たり前。小学生ゴルファーが話題になる時代です。それに接待ゴルフはなくなりましたが、ゴルフ人口はバブルの頃より増えています。

私はゴルフをしませんが、事実を受けとめないと話になりません。

こんばんは
ちょと気になったので、コメントさせていただきます。

to:森林作業員Aさん
>反環境運動の論者がベトナムの枯れ葉剤に起因する病気について、あれはベトナムの風土病だとか書いていた。

同じ書物かは不明ですが、私もその記述を読んでいます。その中で著者は「風土病」とは記述していませんよね。「地域固有の遺伝障碍」と表現したいと記憶しています。
そしてその結論に至った傍証として、米軍がばら撒いた(とされる)除草剤量と、昭和三十年代後半の日本国内における、除草剤の出荷量を比較していました。日本国内における遺伝障碍発生数まではフォローしてなかった分が、主張の信憑性を落としてましたけど。

to:田中さん
>今やゴルフで親子連れなんて当たり前。
確かに”珍しい光景”ではなくなってはいるでしょうけど、「当たり前」までは無理がありませんかぁ?
打ちっぱなしの練習場ならともかく、コースでラウンドする小学生は、増えているとは思うけど。
ちなみに、私が練習場デビューしたのは、今から三十年前の、中学生でしたがコースには未だデビューしていません。(笑)

私の周りの町村では、林業をやるには最適地のなだらかな場所にゴルフ場はあります。水源の上流ですから当たり前です。そして農薬や肥料が大量に川にながれこみ、その水を浄化して都会の人間が飲むのです。だいたいゴルフ場は山間地のどこの市町村にもあるのだから、あれはてた里山ばかりに作るわけではない。次に、汚職議員や土建屋や観光資本が儲かるからゴルフ場を作る。動機はいつでも不純です。次にゴルフ場がつぶれても、儲かるはずの森林は私たちの手元にはない。

 親子でゴルフの話ですが、まあそれが増えているとして(知人のゴルフ場従業員はマレだと言ってますが、多分場所によって違うのでしょう)芝管理に農薬を使う以上、背の低い子どもは農薬成分を余分に吸い込む。ちなみにインドの綿花農家の農民は農薬で駄目になる。だいたいスポーツやって農薬を吸い込むって、アリ?

※飛魔人さん

>主張の信憑性を落としてましたけど

 本屋で立ち読みして呆れかえってその本を買ってないので確認はできません。だいたい米国は枯れ葉剤をつかって病気になったりした米軍兵士には補償しようとしているのですからね。

私の中では、「当たり前」と「珍しくない」は同義語です(^^;)。でも、ゴルファー人口を支えているのが、未成年層と高齢者層であることは間違いない。苦学生も増えて、「お金持ちのレジャー」のイメージは崩れつつあります。

ゴルフ場の農薬問題については、拙著の中でたっぷり書いています。まあ、反農薬マニア?からの反論は見当つくけど。でも、知見は最新のものを使ってほしい。30年前の農薬の知識を振りかざされても……。

祝・出版!
待ってました。出るまで長かったですね。。。
早速、購入します。

農薬=悪、という誤った認識を持つ人が結構いるから、
まあ、いろいろな反応はでるでしょうね。

一番新しいエントリは、書き直し?
リーダーで読んでいるので、来たら、なかったので。

ありがとうございます。
今日のエントリーは、書きかけだったので公開保留のままアップしましたが、リーダーには引っかかるんですね。今、改めてアップしました。

私は農業もやっているので、スミチオンやダイアジノンだって家にありますよ。これらの殺虫剤もゴルフ場で使うでしょ?30年前の農薬の知識ってどういう意味?

そういえば昔、荒れ果てた里山よりゴルフ場がいいとか言っていたゴルフ好きの人がいました。しかしこの辺の住民は勤勉で、空き地にはくまなく木を植えたようで、荒れ果てた里山などないのですね。じかしまあ上流で農薬を使いたくってそれを下流で浄化して飲むというのも、結局、ゆっくり殺されるのは統計数値では明確には表れないだけの話。実際は規模は違うがベトナムと同様なのかもしれないね。

 まあ私の繰り言もこれぐらいにして、気が向けば本を読んでから批判でも。

こんばんは

ゴルフが「金持ちの遊び」から、普遍的な趣味の領域にまで、間口が広がっている事には同意です。私のまわりでも、亡くなった親父は三十年前からやっていたし、お袋が始めたのは二十年程前だったかな。妻も私と結婚する前までは、月一でラウンドしてましたから。定年を迎えた叔父夫婦は、暇さえあれば練習場通いの上に、定期的にラウンドしてるし。
ただ、若年層に関しては「増えている」事は事実と思いますが、小学生がバッティングセンターに通うにはほど遠いと感じていますので、「当たり前」とは思えないんですね。

農薬の問題、都市生活者にはなかなか実感が伴わない話しなんですが、冷静に考えてみると、被爆被害を最も受け易いのは散布作業者であり、確か1970年代頃には農業従事者の被爆障碍報告が相次いでいた記憶があります。
作業者の被爆被害が大きければ、なんらかの対策(実作業者レベルでの)が取られるのがまっとうな流れな訳で、そう考えれば1970年代と、2000年代の現在とでは農薬の使い方に変化が有るのは当然と考えます。

今は、使っていないけど昔、ベトナム戦争の枯葉剤と同じものを、笹を枯らすために山に撒いていたみたいだよ。
多くは回収されたけど、中には所在が不明なものも多いらしい。
農薬の被害については良くわからないけど、かなり前からアレルギー疾患の増加は異常だね。
原因は不明だが、非常事態といえるほど多い。
林業の人工林もつまんないけど、あっちは役に立っている。里山なんて今の日本じゃ趣味の森だよ。箱庭作って遊んでいるのにエコロジーって何だよ。個人の土地だからどう使おうと自由だけど。

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